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Channel: 新着情報 | 市民新聞 上越よみうり
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地方卸売市場新印上越青果で新春恒例の初競り

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写真=野菜や果物を乗せた宝船が次々と競り落とされた

 上越市藤巻の地方卸売市場新印上越青果(大場正芳社長)で5日、新春恒例の初競りが行われた。仲買人らの威勢の良い声が響く中、野菜や果物を積んだ宝船が次々と競り落とされていった。
 同社では、午前7時に仲買人ら関係者が50人以上が集まり、初競り式を実施。大場社長は「昨年は北陸新幹線の開業という明るいニュースがあった一方で、TPP(環太平洋経済連携協定)の大筋合意など、農業関係では不安が残る一年となった。地域の消費ニーズに合う安定した生産供給の体制を整えていきたい」と語った。続いて上越市の村山秀幸市長や高鳥修一衆議院議員ら来賓5人があいさつした。
 その後、乾杯と手締めを経て、縁起物の宝船の競りを開始。用意された15艘の宝船は約2分で全て競り落とされた。
 同社によると、今年の初競りの入荷量は、昨年よりやや多い約40トン。昨年は天候に恵まれ、特に10月以降は急激な気温低下も見られなかったため、野菜は生産が安定しているという。初競りでの価格は比較的安価だという。
 このほか、同市木田3の一印上越魚市場(尾崎徹社長)とかねまん上越水産(広瀬万太郎社長)でも初競りが行われ、盛況だった。


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