写真=玉入れを行う選手たち
健康維持と参加者相互の交流などを図る上越市シニアスポーツ大会(上越市、同市老人クラブ連合会主催)が20日、上越市下門前のリージョンプラザ上越で開催された。1974年から始まり、今年で42回目。合併前の上越市に住んでいる60歳以上の1070人が選手として参加した。大会運営は同連合会役員が行った。選手の最高齢は91歳。
選手はあらかじめ、小学校区などで紅白に振り分けられた。開催された競技は大玉送りやパン食い競争など8種目。床に置かれたテニスボールをお玉で拾って運ぶ「スプーンレース」では、お玉が上手く使えずに手でボールを拾ってしまう人も。会場からは笑いが漏れ、和やかな雰囲気で大会は行われた。
競技のうち2種目には春日小学校の5年生児童115人が参加。高齢者と小学生が大きなズボンをはいて一緒に走る「デカパンレース」では、各ペアが呼吸を合わせてゴールを目指した。大町から参加の長田マサさん(80)は「友達に誘われて初めて参加してみたが、久しぶりに楽しく運動することができた。来年もぜひ参加したい」と話していた。