写真=問題用紙が配布され開始を待つ受験者
高田開府400年を記念し、第2回「三城物語」初級・上級検定が9日、上越市山屋敷の上越教育大学構内で実施された。同市内外から79人が受験した。
上越市検定実行委員会主催。2008年から4年間実施した「兼続検定」から、さらに高田開府400年を見据えて発展させた上越のご当地検定。昨年、第1回初級検定を実施した。春日山・福島・高田の三城を主題に、地元の歴史について知識を深めてもらい、内外に向けてピーアールできる人材を育てる目的。
同日、昨年の合格者が対象となる上級検定に54人、初級検定に25人が臨んだ。初級は三択問題だが、上級は「謙信が春日山城に入り、家督を相続する前にいた城はどこでしょう」といった記述問題が加わるなど、難易度が高かった。
試験開始20分前には受験者の多くが着席し、落ち着いた様子で待った。中には小中学生の姿も見られ、参考書や資料を開き目を通すなど、復習に余念がなかった。
いずれも得点が70点以上で合格。結果は今月25日に発表するという。受験者に通知し、また上越商工会議所ホームページ上に掲載する。