編み物教室「エリザベト編物研究所」(小林英子所長)は21日、上越市西城町2のカトリック高田教会で「夏休み子供手芸教室」を開いた。小学生の親子連れなど約15人が参加し、ビーズストラップや布のコースター作りなどを楽しんだ。
「手作り」の楽しさや大切さを伝えようと、毎年夏休みにあわせて行っている。今年で19回目。小林所長が講師を務める婦人会館の手編み教室講座と同研究所の生徒がボランティアで子供たちを指導した。
製作したのは、ビーズをつなげて作る白鳥の置物とストラップ、布のコースター、デコレーションシールを貼って飾り付けるキノコ型の木製マグネット、アップリケのフレームで、それぞれ好きなものを選んで作った。参加した子供たちは、布の手縫いやビーズ通しのコツをボランティアに教わりながら、手作りの楽しさを実感していた。
木製マグネットやフレーム作りに挑戦した市立大瀁小5年の渡邉莉央さん(11)と弟で同小2年の耀太君(7)は、「すごく楽しかった。カラフルなキノコのマグネットができた」「デコレーションシールの貼り方を工夫した」と、それぞれ話していた。