「第22回全国ジュニアゲートボール大会」が7月に埼玉県で開かれ、上越市大潟区のチーム「大潟」の小中学生メンバーが、ジュニア2部クラスで県勢初の優勝を飾った。21日には、上越市の村山秀幸市長を訪問。選手たちが全国制覇の喜びを語った。
ジュニア2部には6歳以上15歳未満の選手が出場。全国から40チームが集まり、予選リーグと決勝トーナメントで優勝を争った。大潟は昨年11月に加茂市で開かれた県大会で優勝し、全国大会への出場権を獲得していた。
大会では5人の選手が順番にボールを打ってスコアを競った。大潟に所属する選手のうち、年齢条件を満たしていたのは主将の北川晃暉君(大潟町中2年)、小山倖大君(同1年)、北川久遠さん(大潟町小6年)、小山優人君(同)の4人だったため、「牧ジュニア」の金井都造君(牧中3年)と「有田パワーアップクラブ」の高橋由樹君(春日新田小5年)の2人を加え、全6人でエントリーした。
今回で5回目の全国大会出場となった大潟。2年前には過去最高となるベスト8に輝いていたため、今回はベスト4を目標としていた。
予選リーグを2勝1敗の成績で突破して16チーム制の決勝トーナメントに進出すると、準々決勝では京都府代表の山科中学フェニックスを13対8で破り、悲願のベスト4進出。そのまま勢いに乗って準決勝も制し、決勝では北海道代表のマチルダを15対9で下し、県勢初の優勝を勝ち取った。
村山市長との面会では、選手たちが全国優勝を報告した。チーム最年長の金井君は「勝ち上がれば勝ち上がるほど緊張した。優勝できて良かった」と振り返っていた。
主将の北川君は「互いのミスをカバーしながら勝ち進むことができた。優勝した直後は実感が湧かなかったけれど、こうして市長に優勝を報告できて良かった」と話した。