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祝100歳 大潟区の竹田マサさんを村山上越市長が訪問

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写真=「毎日楽しく暮らしています」と話す竹田さん(前列左から2番目)

 本年度100歳を迎える上越市大潟区上小船津浜に住む竹田マサさん(99)の長寿を祝おうと、敬老の日の19日、上越市の村山秀幸市長らが竹田さん宅を訪問した。竹田さんは「毎日楽しく暮らしています。皆さんから祝ってもらえてうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

 上越市は毎年、「百歳敬老祝賀事業」として、年度中に100歳を迎える高齢者を訪問し、祝状と記念品を贈呈している。本年度は1916年4月1日〜17年3月31日までに出生した男性7人、女性66人の計73人(9月1日現在)が対象となった。

 竹田さんは17年(大正 6年) 3月26日生まれ。亡き夫との間に2男1女をもうけ、現在は長男の政和さん(71)夫婦をはじめ、孫夫婦、ひ孫2人の7人で暮らす。孫8人、ひ孫8人にも恵まれた。これまでは亡き夫と農業に携わり、ゲートボールを楽しんできた。家族によると竹田さんはとても元気で、肉が好物。今まで、目の病気で1日だけ入院をしたものの、現在の健康状態は良好だという。

 一緒に暮らすひ孫の橋本怜奈ちゃん(3)、紗奈ちゃん(1)とは大の仲良し。特に怜奈ちゃんは竹田さんのことが大好きで、日頃から一緒に過ごす時間を楽しんでいるという。

 村山市長は竹田さんに「心の穏やかさを感じた。健康で家にいられるのが一番良い。これからもお元気で」とやさしく声を掛けた。長男の政和さんは竹田さんについて「戦争を境にとても苦労したと思う。これまでの苦労が今の幸せにつながっているのでは。体も丈夫だし、(竹田さんの存在で)家族の雰囲気もとても良いんです」。

 竹田さんは元気の秘けつを「毎日何事も苦にしないこと。毎日楽しいですね」と語ったほか、読書が趣味で、特に歴史の本を好んで読んでおり、「これからも本を読んで、楽しく暮らしていきたいです」と笑顔で話していた。

 なお、上越市で本年度中に100歳を迎える人を含む、100歳以上の人は202人。(9月1日現在)。最高齢者は旧市内に住む109歳の男性。


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