写真=レッスンを行う相川さん
上越市内でヨガ講師やカウンセラーとして活躍する相川澄子さんが、東城町3の「うちの実家北出丸」を会場に「俳句いろは塾」を開講した。毎月第1、3火曜に初心者向けの俳句講座を開いており、現在、受講生を募集している。
相川さんは、俳句の芥川賞と呼ばれる角川俳句賞を受賞した故・江見渉氏の俳句教室の受講生で、15年以上の俳句歴を誇る。テレビ番組をきっかけに俳句に興味を持つ人が増えたこともあり、基礎から俳句を学ぶ教室を開講した。
初日となった6日は、7人が参加。相川さんは「頭で句を考えようとすると理屈っぽくなる。体と心と頭を一つにして、はっと浮かんできた言葉をそのまま用いることが大切」などと説明した。また、 上越の風土にも触れ、「稲の美しさもあれば、冬には雪も降る。俳句を詠む時には、想像ではなく目で見て感じたことを言葉にすることが大切。自然に恵まれたこの土地で、風土にあった句を詠めるようになりましょう」と話していた。
実践練習では、頭に浮かんできた言葉をすぐに口に出すためのトレーニングを実施。参加者は、相川さんから与えられたお題に絡めながら、即興で自己紹介を行った。
参加者の女性は「子供の宿題で俳句が出て、興味を持った。俳句について学んでいきたい」と話していた。
相川さんは「俳句がブームになりつつある。簡単なことから始めるので、気軽に参加してみてほしい」と話している。
時間は午前9時から同10時30分まで。次回は20日。今年は12月20日までの全8回を予定している。参加費は1回1500円。問い合わせは相川さん080・9265・6696。