写真=岸壁の母を歌う小林会長
上越市のNPO法人上越椿会(小林正房会長)の会員7人はクリスマスイブの24日、上越市五智6の上越五智養護老人ホーム(三上雄司施設長)を訪問し、利用者に歌と踊りをプレゼントした。
同会は上越地域の福祉施設などを訪問し、歌や踊りの披露を精力的に行っている。今年は年間約70回の慰問を行っているほか、会独自でチャリティーショーも開催している。同日はクリスマスにちなんで開かれた。
オープニングは出演者全員が登場し、クリスマスソング「赤鼻のトナカイ」を熱唱。その後、会員たちがそれぞれ「兄弟船」「瀬戸の花嫁」「忍ぶ雨」「雪国」などを披露した。
このうち、小林会長は「岸壁の母」を熱唱。引揚船で帰ってくる息子の帰りを待つ母の心境を歌った同曲には、利用者たちが共に口ずさんだり手拍子を打ったりしていた。
小林会長は「今年の活動は今日で最後。今後も歌と踊りで喜んでいただければ」と話していた。