写真=来年の主役がずらりそろい踏み
上越市本町3の和雑貨おおすぎやは、手作業で一体ずつ仕上げるオリジナル干支人形の販売を始めた。年末年始の人気商品。
新年の干支にちなみ、1992年の申年から続けているもの。今回で2巡目を終え、来年末は3巡目に入る。地元愛好者の間でなじみとなり、新潟・長岡両市からも注文が舞い込む。自宅用にコレクションするだけでなく、贈答用に買い求める人も増えたという。
同店の宮越紀祢子さんが構想を膨らませ、仕立て専門の担当者が手作業で一体ずつ丁寧に仕上げる。今回の申人形には、縁起を担ぎ「難が去る」という願いを込め、正絹を主体とした価値ある高級和布を惜しまず使用している。
鎮座する座布団に至るまで徹底しており、魔法をかけられた一体一体それぞれの居住まいがとても魅力的だ。表情も愛らしく、個性豊か。
人気が高いため、売り切れる可能性もある。一体2600円(税別)。3体セット「見ざる言わざる聞かざる」は予約のみ受け付ける。
問い合わせは、同店525・2501。