写真=秋山会長(右から2人目)から、橋本会長(右)に1円玉募金が手渡された
上越市鴨島1丁目老人会「いきいきクラブ」(秋山克会長・87人)は21日、会員が年間を通して集めた1円玉や使用済み切手を同市社会福祉協議会(橋本眞孝会長)に寄付した。秋山会長ら3人が同市福祉交流プラザを訪れ橋本会長に手渡した。
同クラブは地域社会への奉仕活動の一環として、2006年から1円玉募金を実施している。会員やその家族らが買い物の際の釣り銭などを年間を通して貯めており、年末に各家庭から持ち寄られたものを同協議会に寄付している。今年で10回目を迎え、各家庭で集められた1円玉などは今回1万2540円となった。
ほか、使用済み切手の寄付は今回で2回目。集められた切手の中には、会員の長男が10歳で亡くなるまでの間に収集していた遺品の切手も含まれており、「社会福祉に役立ててほしい」という会員の思いから寄せられたものもあるという。
秋山会長は「地域社会における生き方を一緒に考える良い機会にしたい。今後も会員の意見などを聞きながら継続していきたい」と話していた。