写真=神事の後は協力業者による除雪車点検などが行われた
本格的な降雪期を前に、ネクスコ東日本上越管理事務所(石崎博之所長)は27日、上越市富岡の同事務所で除雪車出動式を行った。同事務所職員をはじめ、高速道路の除雪作業に携わる協力業者ら約80人が出席し、今冬の安全な作業を祈願した。
同事務所は北陸自動車道の柿崎インターチェンジ(IC)から朝日ICまでの91・6キロ、上信越自動車道の上越ジャンクションから信濃町ICまでの37・5キロの計129・1キロの除雪を行う。昨シーズンは昨年11月15日から今年4月15日までの間に、北陸自動車道は72日間、上信越自動車道は106日間出動したという。今シーズンは800人体制で除雪などの作業にあたる。
出動式では神事が執り行われ、石崎所長らが玉串を捧げた。神事の後は協力会社による除雪車の点検、デモ走行などが行われた。
石崎所長はあいさつで「高速道路は地元の生活に直結している。通行止めなど支障がないよう、冬場の交通確保を全力で行いたい。ドライバーのみなさんには、早めの冬タイヤ装着と時間に余裕を持って運転してほしい」と呼び掛けていた。