写真=慣れた手つきでぼんぼりを設置する職人たち
上越市本城町の高田公園で、4月3日から19日まで開催される第90回高田城百万人観桜会(上越市など主催)に向け、着々と準備が進んでいる。23日からは会場を彩るぼんぼりの設営が始まった。
上越観光コンベンション協会によると、支柱に取り付ける「立ちぼんぼり」が約700個、柱の間に吊るす「吊りぼんぼり」が約2300個の合計約3000個を会場周辺に設置する。今年は90回の節目に加え、北陸新幹線の開業で協賛企業も増えたという。
23日は、時折みぞれ交じりの雨が降るあいにくの天気。気象庁によると同日午後1時の高田の気温は2・2度と1月並みの寒さだったが、立ちぼんぼりの設置を担当する市内の建設業、北嶋工業の職人たちは手際良く設置していった。高田スポーツセンター駐車場に積み上げられたぼんぼりをトラックで運んでは、公園内の支柱に固定する作業を繰り返した。28日ごろには作業を終了する見込みだという。
電気工事と吊りぼんぼりを担当する市内の電気工事業、共栄電気商会も工事に入り、31日までには完了、観桜会に向けて準備万端整うという。