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韓国からの修学旅行生が上越でホームステイ

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写真=ダンスを披露する男子高校生

 韓国ソウル市江北区にある泳薫高校の1、2年生の生徒34人が27日、修学旅行で上越市に来訪。1泊の予定で一般家庭にホームステイすることとなり、市民プラザで滞在先家庭と対面式が行われた。最初はぎこちなかった生徒とホストファミリーも、次第に和やかな雰囲気に包まれた。
 同旅行は観光庁が進めている「ビジット・ジャパン地方連携事業」の一貫として、新潟県などが誘致したもの。北陸新幹線開業後、海外からの教育旅行誘致を見据え、上越市と上越国際交流協会が協力し、今回のホームステイが実現した。
 26日に韓国から小松空港に到着した同校の生徒たちは、金沢で1泊した後、バスで上越に到着。同対面式でホストファミリーが紹介された後、「越後上越上杉おもてなし武将隊」による演舞の歓迎を受けた。一方、返礼として生徒たちはダンスを披露した。
 同協会では2014年から「ホストファミリーの会」を設立し、積極的にホームステイを受け入れている。
 ホストファミリーで同市板倉区在住の川口康久さん(67)は「世界の情勢を見るたびに思うのは、お互いに理解しあうことの大事さ。我が家は国際結婚ということもあって、国際交流を大事にしてきた」。また同市佐内町在住の山口貴子さん(54)は「子供が小さくて旅行も無理と思っていた時、思い切って受け入れてみたら、実に充実した時間を過ごせた。ご飯を1合多く炊くだけで茶の間に世界が拡がった。子供が小さい家庭こそぜひホストファミリーになってほしい」とそれぞれ国際交流の意義を語った。
 同校2年の鄭再原さん(17)は「今回初めて来日したが、道路がきれい。ソウルにはほとんどいないカラスが大きいのに驚いた。上越は桜が有名と聞いていたので今度ぜひ桜の季節に来たい」と感想を述べた。
 同校の生徒は28日に高田世界館などを見学した後、十日町市、新潟市と回り、30日に帰国する予定。


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