写真=ゴミ回収袋を手に、クイズを解いてゆく参加チーム
上越市内の「有沢グループ」の社員間交流や街頭美化などを目的にしたウオークラリーが20日、同市中田原の有沢製作所中田原工場を起点に高田地区南部で繰り広げられた。秋空の下、約190人が汗を流した。
社員相互の交流を図るもので3年目。「地元クイズ」を解きながら、歩道などのゴミを拾う趣向で、さらに今回は乳がんの早期発見などを訴える世界的な啓発活動「ピンクリボン」に協力しようと浄財を寄せ合った。
参加者は35チームに分かれ、約2時間の制限内でクイズの正解率やゴミの回収量などを換算した総合得点数の高さで競い合った。高田公園内など、クイズが掲示されたポイントを効率よく巡った。
開会式で、実行委員長の高島幸男・有沢製作所専務執行役員が「目的は3つ、チャリティ、エコ、コミュニケーション。頑張って下さい」と呼びかけた。有沢総業から参加したチームてくてくの女性3人は「毎年、優勝を目指してきたけど今年は無欲でいきます」、「ゴミ拾いも重視して。無欲の結果、優勝できたらいいな」と励まし合っていた。