写真=奉納演武で男子を投げ飛ばす女子部員
23、24日に行われる謙信公祭に先立ち、上杉謙信をまつる上越市大豆の春日山神社で16日、祭典が行われた。関係者ら約60人が参加した神事に続き、謙信ゆかりの古武術を学ぶ金沢工業大学の長尾流躰術部の学生が奉納演武を披露した。
学生6人による奉納演舞では、素手で刀を持った相手を倒す躰術や、甲冑を付けた相手に対抗する抜刀術、甲冑ごと敵を砕いたと伝わる打撃武器を使う鐵貫術などの奥伝が披露された。2人の女性部員が、素早い動きで男子を投げ飛ばす場面もあり、関係者や参拝者は感心しながら見守っていた。
主将の坂詰草太さん(20)は「緊張したが、堂々とした演技を見せることができた」と話していた。