写真=忠霊塔で手を合わせる遺族
69回目の終戦記念日となった15日、上越市本城町の高田公園内の高田忠霊塔では、高田連合遺族会(田村武男会長)による戦没者追悼慰霊法要が執り行われた。午前10時前に始まった法要では雨が降るあいにくの天気だったが、遺族ら約60人が参列。戦争の犠牲者に平和を誓った。
高田仏教会(会長=老野生常昭・本覚寺住職)の読経が響く中、参列者は5300余柱の霊がまつられている忠霊塔に入って手を合わせた。
高田連合遺族会では会員の高齢化が進み、一時は1800人いたが、現在は約800人という。それでも田村会長は「来年は終戦から70年。高齢化しているが忠霊塔を守っていくことが私たちに課せられた大きな使命」と話していた。