写真=初優勝を喜ぶ源入幼年野球
「第39回上越市幼年野球大会」(上越市体育協会主催)が2~4の3日間、富岡の少年野球場などで開かれた。最終日に行われた決勝では、源入幼年野球が柿崎野球スポーツ少年団を4-2で下し、初優勝した。3位は富岡レッドファイヤーズと三郷タイフーン。
市内各地域で作る幼年野球チームが出場する毎年恒例の大会。前大会より2チーム減の34チームが熱戦を繰り広げた。
同大会で、源入は2008年の33回大会で準優勝した以来の快挙。選手をはじめ、今季就任した臼杵智監督(44)、保護者らが優勝を喜んだ。
大会を振り返り臼杵監督は「チームは体が小さい子も多く、バントや走塁など、嫌になるようなつらい練習を積んできた。地道な練習の積み重ねが結果に出たし、子供たちの成長を感じることができてうれしかった」と話した。また、同チームの先輩には全国高校野球選手権新潟大会で見事準優勝に輝いた関根学園の樋口甲星投手(3年)がおり、チームで予選大会も観戦。臼杵監督は「子供たちは先輩の刺激を受けた」と話した。岩崎宏真主将(12・春日新田小6年)は「みんなで勝ち取った優勝。うれしかった。(守備は)投手中心に内野、外野で援護した。次の大会も気を緩めず、全力で優勝を目指したい」と笑顔で語った。