折り紙の楽しさや魅力を多くの人たちに知ってもらおうと活動している「花いちりん折り紙上越教室」(講師・小川勝子代表)は21日、上越市春日山町3の春日謙信交流館で「立体バラ講習会」を開いた。女性7人が参加し、折り紙の技法や奥深さなどを学んだ。
「花いちりん折り紙教室」は東京都墨田区の増野効生さん(75)が主宰する。季節の花をはじめ、兜やサンタなど、季節行事にちなんだものを折り紙で作りあげる。「はさみで紙を切る」や、「のり付けする」などは一切行わないこと、「折り紙を通して施設などへのボランティア活動を行うこと」をモットーにしている。小川さんは増野さんに師事後、独立。現在は南本町3の南三世代交流プラザで上越教室を開いている。
同日の講習会は小川さんのほか、増野さんも東京から訪れ、指導者として参加。参加者たちに「立体バラ」の作り方の指導を行った。参加者たちは一枚の紙を丁寧に扱いながら真剣に取り組んでいた。
市内在住の介護職員の女性(30)は「勤務している施設の利用者さんに喜んでもらいたくて参加しました。こんなに奥深いとは思わなかった。すごく楽しいですね」と話していた。
上越教室は受講生を随時募集している。問い合わせは小川さん080・3018・4623。
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1枚の紙で立体のバラ 花いちりん折り紙教室
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