写真=作品を前にする大口さん
妙高市上町の大口満さん(62)が「大口満絵画展〜雪の新潟を描く〜」と題した個展を上越市本町3の大島画廊2階ギャラリーで開いている。大口さんが約1年かけて描いてきた油彩や水彩などが70点が並ぶ。入場無料。9日まで。
大口さんは上越高校で教諭として美術を教えていた傍ら、京都や県内で毎年絵画の個展を開いていた。退職して2年経つが、初日は、教え子やかつての同僚らを含め180人が会場を訪れた。
作品の多くは県内や長野、京都などで描かれた風景画。高田公園の桜をはじめ、夏の焼岳、紅葉に染まった京都の寺院など四季折々の風景が色鮮やかに描かれている。
大口さんによると、日々絵を描く場所を探しているが、心引かれる場所を見つけるまで時間がかかるという。大口さんは「自然の安らぎや恩恵、自然そのものを絵画として表現した。絵を見て自然の恵を味わってもらいたい」と話した。
絵のレプリカや絵ハガキ等の展示即売会も行われている。
時間は午前10時から午後6時まで。最終日は午後4時まで。