写真=お披露目されたラッピングトレイン。トキテツくんとホックンがピーアールを行う
写真=北越急行のラッピングトレイン
第三セクターのえちごトキめき鉄道(嶋津忠裕社長)と北越急行(渡邉正幸社長)は24日、車両デザインをコラボレートしたラッピングトレインのお披露目を直江津駅で行った。互いの社名ロゴやマスコットキャラクターなどを車両にデザインし、各社で1両ずつを用意。同日から運行を開始した。
鉄道の利用促進を図るため、両社が協力して実施。えちごトキめき鉄道は日本海ひすいラインのE122系、北越急行はほくほく線のHK100形の車両を装飾した。県の地方鉄道体験型地域活性化事業にも採択されている。
両社の車両には今回、地元のゆるキャラやピーアールキャラクターを多数デザイン。えちごトキめき鉄道のトキテツくんや北越急行のホックンをはじめ、上越市の「上越忠義隊けんけんず」、レルヒさんらを随所に配した。
お披露目となったこの日、直江津駅には両社の社員や鉄道ファン、報道関係者らが集まった。トキテツくんやホックンらも駆けつけ、駅から発車した車両を見送っていた。
嶋津社長は「小さなお子さんにも喜んでもらえるデザインになった。鉄道で頑張る新潟県のシンボルとなってほしい」と期待を込めた。北越急行営業企画部の大谷一人部長は「このラッピングトレインが、第三セクター同士で一緒に頑張っていくという象徴になってほしい」と話していた。