写真=合格し胴上げされる中学生(高田高校)
2014年度の県内公立高校入学試験の合格発表が13日、県内の各校で一斉に行われた。上越市南城町3の県立高田高校(大塚俊明校長)では正面玄関前で発表され、受験生は自分の番号を見つけると満面の笑みを浮かべたり、歓喜の涙を流すなどして喜んでいた。
同校では、発表前から受験生や保護者が続々と集まった。午後2時に同校職員が、正面玄関前に2月の推薦選抜試験と今月11日に行われた一般選抜試験の合格者の番号が掲示板を立てた。合格者は普通科240人、理数科40人。受験生は掲示板の前に集まり、自分の番号を見つけると歓声を挙げ、保護者や友人と喜びを分かち合った。
合格者は、入学手続き関係の書類や春休み中の課題などを受け取っていた。また4月から先輩となる在校生から祝福を受け胴上げされたり、部活動の勧誘を受けていた。
一般選抜試験で普通科を受験し合格した直江津東中3年の松澤佑紀さん(15)は「番号を見た時、涙が出てきた。試験は緊張して合格する自信がなかった。高校では理科や数学など理系を頑張りたい」と笑顔を見せた。また同じく普通科に合格した牧中3年の難波弘斗君(15)は「試験の手応えはあった。高校ではバドミントン部に入って楽しい高校生活を送りたい」と意気込んでいた。
同校の一般選抜試験の志願倍率は、普通科が1・03倍、理数科は1・21倍だった。
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一足早い「サクラ咲く」 公立高校合格発表 受験生が歓喜の涙
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