写真=高田本町商店街の今年の漢字は「挑」に決まった
上越市の高田本町商店街を漢字一文字で表す本年度の「本町の漢字」が10日発表され、「挑」に決まった。同市本町4のイレブンプラザで発表会が開かれ、春日書道教室(同市大豆1)の渡邉谿雪さんが市民らの前で書道パフォーマンスを行い、漢字を披露した。
同商店街が主催し、昨年から実施している。
漢字は10月15日から11月25日までの間に、同プラザに投函箱を設置するなどして募集。114通の応募があり、商店街関係者らが漢字を選定した。
高田本町の活性化に取り組む「高田本町まちづくり」によると、同商店街ピーアールアイドル「がんぎっこ」が全国のご当地アイドル日本一を決める大会に出場したこと、同商店街で日本一長い直線コースを用いたミニ四駆大会を開いたことなど、多種多様な挑戦を行ったことが、選定の理由だという。
渡邉さんが市民らの見つめる中、和紙に力強く文字を書いていった。日の丸を書いて同商店街の明るい未来を表現したほか、赤と金の紙吹雪で華やかさを演出した。
本町3・4・5商店街振興組合連合会の大原荘一郎代表は「多数の漢字が寄せられ、本町の町づくりにご理解をいただけていることを実感できた。来年も様々なことに取り組んでいく」と話していた。
書道パフォーマンスで書かれた文字は、13日から1月15日までイレブンプラザに展示される。