写真=今年退職する早川校長とダンスを披露した城西中教員チーム
上越市南本町3の雁木通りで25日、「第14回雁木通りまつり」が開かれた。多数の屋台が出たほか、恒例の仮装大会ではユニークな衣装に身を包んだ出場者が多彩なパフォーマンスを繰り広げ、観客から盛んな拍手が送られた。
南本町小学校区の9町内で作る南三世代交流プラザ運営協議会(笠尾日出夫会長)の主催で毎年開かれており、今年で14回目を数える。雁木通り約400㍍を車両通行止めにして、豚汁やたこ焼き、焼き鳥、天ぷら、うどん、クレープなど約60の露店が出店するとともに、小中学校のマーチングやダンス、保育園のリングベル、地域の太鼓や民謡、三味線グループの演奏などの出し物でにぎわった。主催者によると、この日は2500人が訪れたが、市内のほかのイベントと重なり昨年より約500人少なかったという。
メーンイベントの仮装大会には、職場や学校、保育園など7団体が出場。審査員の前で4分間のユニークなパフォーマンスを披露した。
教員12人のチームで出場しグランプリを獲得した市立城西中学校は、リオデジャネイロ五輪の名場面を再現したほか「Perfect HayaKawa」と題して、本年度で退職する早川義裕校長とともにダンスを披露した。城西中の青山範夫教頭は「早川校長の最後の年で一丸となって取り組んだ。チームワークの勝利」と話した。準グランプリは市立南新町保育園と市立南本町小。
雁木通りまつり実行委の本城文夫事務局長は「地域が一つになって盛り上げるイベントとしては定着した。来年は15回。高田の市街地と連携したイベントをやるなど趣向を変えていきたい」と話していた。