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名付け親は小学生 渡辺皓太君に感謝状 ペンギンパン10分で完売

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写真=「自分の付けた名前が選ばれて驚いたけど、うれしかった」と話す渡辺くんと妹の夏彩ちゃん

 上越立水族博物館のマゼランペンギンをモチーフにした菓子パン「ペンギンパン」の名前がこのほど「シロピー」と「クロピー」に決定。22日、同市本町4のイレブンプラザで名前発表会が行われた。名付け親で市立直江津南小6年の渡辺皓太君(11)に感謝状が贈られた。
 ペンギンパンは同館を盛り上げようと活動している市民有志団体「上越ペンギンプロジェクト」が昨年春から企画。上越ケンパンが製造を担当し、昨夏に完成した。名前を一般公募し、139点の中から渡辺君の名前が選ばれた。
 授賞式では同館の中村幸弘館長が渡辺君に感謝状や副賞を手渡した。渡辺君は「呼びやすい名前にしたくて名付けました。上越のピーアールになればうれしいです」と笑顔で話した。
 また、会場には同館からマゼランペンギン2羽がやってきて、訪れた親子連れらを楽しませたほか、「ペンギンパン」60個を販売。行列ができ、10分ほどで完売した。
ペンギンパンはマゼランペンギンの形をしたコロネ型で、直立するのが特徴。チョコクリーム入りの白色と、ミルククリーム入りの黒色がある。現在はイチコ高田南店で不定期に販売されている。1個250円。
 また、同プロジェクトは売り上げの一部でマゼランペンギンの餌を購入する予定。


たちばな幼稚園「おゆうぎ会」 1年間の学習成果を発表

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写真=桃2組による「忍者でござる」はかわいらしい忍者と姫が登場

上越市中央1のたちばな幼稚園(安田詮秀園長・75人)は22日、同園で恒例の「おゆうぎ会」を開いた。園児たちは日頃の練習の成果を発揮し、訪れた保護者らは、子供の成長ぶりに目を細めた。
 1年の学習成果を発表する場として、毎年2月に開かれている行事。園児たちはこの日に向け、練習を重ねてきたほか、衣装や小道具などの制作にも取り組んできたという。
 同日、ステージでは踊りや劇などを発表。このうち、年少組の桃2組17人による「忍者でござる」は可愛らしいちびっ子忍者が登場し、会場を沸かせた。忍者と姫に扮した園児たちが、「でんぐり返し」の忍法や手裏剣を披露。全員で協力し、宝を盗んだ悪い忍者を退治するというストーリーを展開した。最後は元気いっぱいに踊りも披露し、会場からは大きな拍手が送られた。

多彩な個性 有志でつむぐ 上教大院生展 26日までミュゼ雪小町で

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写真=絵画、映像、立体作品を展示中

 上越教育大学大学院芸術系コース「美術」の有志9人による「院生展2014-つむぐ-」が26日まで、上越市本町5のあすとぴあ高田5階ミュゼ雪小町で開かれている。入場無料。
 研究テーマ、表現方法の異なる出品者やその作品を個性的な糸に見立て、多彩な糸同士をつむいだ作品展として一般の人にも鑑賞してもらおうと開いている。油彩、岩絵の具、アクリルによる絵画や銅版画、彫刻、映像、木材や羊毛フェルトを使用したオブジェなど合わせて38点が並び、それぞれの作品世界と試行錯誤の痕跡が垣間見られる。
 24日に在廊していた出品者の関口あいさんは大学時代から作り続けている銅版画を出品。過去作品と新作を比べて「周囲の院生の影響もあり、自分の作品により責任を持って制作に向き合うようになりました」という。また、視覚デザインの研究を経て同大学院で学ぶ丸山歩見等さんは自己との対峙を主題に「昨年11月ごろからボールペンで描き始め、途中、方向転換を経て作り込みました」というアクリル画「NIGHT BIRD」など2点を発表している。
 午前9時から午後10時まで。最終日は午後4時閉館。

外野拡張し来年春共用へ 高田公園野球場 スコアボードも電動式に

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写真=スタンドを狭め、外野が拡張される高田公園野球場

 
 上越市は、4月から高田公園野球場の外野拡張のための改修工事を開始する。両翼を現在の90mから95mに延長し、県高等学校野球連盟主催の公式試合開催を可能する。またスコアボードも電動式に変更する。工事は今年10月中旬には終了し、来年春から球場を使用できるようにする。
 同球場の両翼90mは新潟市のハードオフエコスタジアムの100mや、長岡市の悠久山球場、柏崎市の佐藤池球場の98mなど県内の主要球場の中では狭い方に入る。高校野球関係者からは外野拡張を求める声が出ており、2012年8月には上越市野球協会が要望。そのため市は昨年から改修工事のための設計を行った。
 外野の改修では中堅までの120mは変わらないが、両翼の外野スタンドを狭めて両翼を5m延長し95mにする。外野拡張で球場にせり出す桜の木については10本を伐採、ほか数本も枝を切る。同公園で桜の保全活動を行うボランティアグループにも伝えている。
 このほか外野フェンスも現行の2mから3mと1m高くした。また1979年に設置された手動、手書き式のスコアボードも、LEDや磁気反転式などを活用した電動式に一新。本部席などから遠隔操作が可能になる。画像表示もできるようにする。このほか内野席でもベンチシートを増やしたり、両翼ポールに近いサブスタンドも改修して階段状のコンクリート席にする。工事費は2億8620万円。
 同公園は県の指定史跡のため、3月中旬から工事か所の発掘調査を行い、工事開始は観桜会(4月4~20日)終了後。10月中旬までに外野に芝生を入れて工事は終了。使用できるのは来年4月を予定している。
 同球場は49年のしゅん工から60年以上が経過しており、近年は改修工事が行われている。2012年春には内野席や本部席などの工事が終了。同市では「今回の外野拡張工事でリニューアル工事は終了する」としている。

正善寺工房 春を呼ぶ和菓子作り ひなまつりにちなみ女性たちが挑戦

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写真=ひな祭りにちなんだ練り切り作りを楽しむ参加者

上越市下正善寺の特産品加工施設、正善寺工房で25日、和菓子作り教室が行われた。参加者たちはひな祭りにちなみ、ひな人形やサクラなどの練り切り作りに挑戦した。
 同工房の体験教室の一環で行われたもの。同工房スタッフの古川幸さん(35)が講師を務め、女性7人が参加した。
 練り切りは白あんや白玉粉、水あめなどを混ぜあわせ、手で練り、ヘラなどで細工をして作り上げる。古川さんは材料を混ぜ合わせながら、「生地の水分をしっかり飛ばすため、ラップはせずに電子レンジ加熱して」などと説明。また、着色した生地を扱う際、「しっかりと手をふかないと、色が混ざってしまい、きれいに仕上がらない」などとアドバイスした。
 サクラの練り切り作りでは、花びら部分は箸で、中央の黄色い部分は茶こしを使って作り上げた。古川さんの作業を見ながら「いつも一口で食べちゃうけど、もったいなくて食べられないわ」などと声が上がり、笑いも起こった。
 板倉区緑ケ丘の武藤豊子さん(58)は「思っていたより難しいけど、楽しい。家に帰ってまた挑戦します」と話していた。

中学校生活を楽しんで 城北中1年生代表 校区の3小学校を訪問

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写真=「心配しないで入学してきて」と話す4人の生徒たち

上越市立城北中(藤本孝昭校長・492人)の1年生161人は、今年4月に同校へ入学する新1年生に向け、「一緒に中学校生活を楽しもう」という気持ちを伝えるメッセージカードポスターを作成。25、26の両日、代表生徒が校区の市立東本町、大町、飯の3小学校の6年生を訪問し、児童たちにポスターを手渡した。
 同中学校は毎年、「総合的な学習の時間」を活用し、1年生が校区の小学6年生に向けて中学校を紹介する場を設けている。昨年11月には小学生を招き、中学校生活や学習のほか、行事、部活動などについての説明をした。
 メッセージカードポスターは美術の時間に作成。中学をイメージした漢字「楽」「友」「絆」「夢」など、一人1文字をカードに書き、それを貼りあわせてポスターにした。
 東本町小(磯貝芳彦校長・375人)には同小学校を卒業した金子雄輝君、神田楓佳さん、中村理夏子さん、丸山海君の4人が訪問。6年生73人の前で「不安や緊張、心配はしないで入学してきて。先輩や先生が皆さんを優しく迎えてくれます」と話した。児童からは中学生活に対する質問も出され、4人はしっかりと回答した後、ポスターを手渡した。

5市の幸を2種類の鍋 新幹線開業1年前イベントで販売

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写真=脇野田ゆかりの会が考えた海鍋(左)と山鍋

 北陸新幹線開業1年前を記念して21日に同新幹線上越妙高駅(上越市大和)西側で行われるイベント「めざせ2015人! 人文字を描こう」で、地元住民らでつくる脇野田ゆかりの会(稲葉摩利子代表)が、同市を含む近隣5市の海、山の幸を盛り込んだ2種類の鍋を販売する。2月28日は大和6のラーバンセンターに会員らが集まり、試作した。
 イベントは、上越市のほか妙高、十日町、柏崎、佐渡の5市の官民でつくる新幹線まちづくり推進上越広域連携会議などの主催。2015人で作った人文字の空撮などが行われる。
 ゆかりの会では、会場に訪れた人をもてなそうと5市の野菜や肉、海産物などを使った「海鍋」「山鍋」という2種類の鍋を作って販売する。
 海鍋は柏崎の鯛や、佐渡の南蛮エビ、上越産のネギやしょうゆなどを使った、上品なすまし汁風。鯛やエビはだしを取る以外に、湯通しして鍋の具にした。
 山鍋はサトイモ、ネギ、ニンジンなど上越産の野菜や、十日町の「妻有ポーク」、「ブラウンえのき」をふんだんに使った、上越産のみそで煮込んだ豚汁風の鍋。妙高のかんずりを添えて提供する。
 試作にはゆかりの会や、並行在来線の魅力発信を目的に活動する女性の会「しゅしゅクラブ」、地元住民など5人が参加。味を見ながら2種類の鍋を作り、試食した。
 稲葉代表は「素材の良さが出ていて、うまみがある。どちらもおいしい。鍋を通じて5市を知ってもらえる機会になれば」と話している。
 イベント当日は各200杯を販売する。値段は1杯200~300円程度を想定している。
 イベントは午前10時開始。ゆかりの会の鍋の販売は正午前を予定している。会場ではこのほか5市の名物などを販売する。

「ストーンズハーモニー」天然石を大切な人に 割引キャンペーン

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写真=店は西松屋側入口脇。豊富な天然石ビーズがそろう

 上越市とよばのバロー上越モール内の天然石専門店「ストーンズハーモニー」は今日1日から、店内商品が割り引きになるホワイトデーキャンペーンを開催する。14日まで。
 古来から身に付けていると良い結果をもたらすといわれる天然石。金運、恋愛運、仕事運、健康運など石それぞれに意味があるとされ愛好者は多い。
 期間中は、商品購入1~2点で10%引き、3点以上で20%引きに。また5000円以上の購入で水晶ストラップを一つプレゼントする。
 天然石を200種類以上と豊富に取り扱い、市内随一の品ぞろえを誇る。好みの石を1粒から購入することができ、ブレスレットやストラップなどもさまざまな形、サイズを用意している。アクセサリーは一つひとつデザインが違う手作りで、スタッフと相談しながらオリジナルも作ることができる。加工代は500円からで、ブレスレットやネックレスの修理、サイズ直しも受け付けている。
 「お客様にぴったりのアクセサリーがきっと見つかります。ホワイトデーのお返しとして、大切な人に贈ってみては」と同店では話している。
 電話526・2282。


旧校舎で最後の卒業式 上越高等学校 食物科最後の卒業生巣立

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写真=卒業証書を受け取り笑顔でピースサインをする卒業生

 今年10月の新校舎完成を前に、上越市寺町3の上越高校(若山宏校長)は1日、旧校舎での最後の卒業式を行った。本年度で閉科する食物科の最後の卒業生39人を含む計152人が、3年間の思い出が詰まった学びやを後にした。
 卒業生は吹奏楽演奏に合わせ体育館に入場。担任教諭から名前を呼ばれて登壇し、保護者、来賓らが見守る中で一人ひとり卒業証書を受け取った。壇上に据えたビデオカメラで撮影した映像が会場で流れ、卒業生の晴れやかな笑顔が会場に映し出された。
 若山校長は「食物科を送る最後の卒業式となった。これまで半世紀にわたる食物科教育を支え、応援して下さったことに感謝したい。卒業は人生の節目で、次のステップに進む旅立ちの日。自主、誠実、礼節という建学の精神を胸に刻んで立派な社会人になってほしい」などと訓示した。
 在校生を代表して2年生の内藤珠里さんが、「先輩からさまざまなことを教えていただき、多くの思い出を残すことができた。社会人として活躍する先輩たちの姿を楽しみにしている」と送辞を述べた。卒業生を代表し小倉晃仁さんが、スポーツ大会、修学旅行、体育祭などの学校行事を挙げ、「精神的に成長させてもらったのはさまざまな行事だった。今年は110周年を迎え、校舎も変わるので、新たな伝統を築いてほしい」と在校生に語りかけた。
 現校舎西側に建設中の新校舎は10月末に完成し、11月15日に「創立110周年記念式典」を行う予定。

「ここちすたいる」雑貨が最大5割引に 23日まで特価セール開催中

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写真=5割引き販売するバッグ

 上越市土橋の人気雑貨店「インテリア&なごみ雑貨ここちすたいる」(秋山綾子代表)は、商品入れ替えのため、23日までクリアランスセールを開催している。和雑貨などが10%から最大50%割引というお得な価格で販売されている。
 セールの目玉は「麻の大きめバッグ」と「裂き織りのバッグ」。麻のバッグは手で紡いだ生地に刷毛で漆を塗ったもので、色合いのほか、書類が入る大きさも魅力。裂き織りは、縦糸に普通の糸、横糸に細くひも状に裂いた布を織り込んだもの。いずれも50%割引で販売する。そのほか人気の「かまわぬ」の手ぬぐいも一部を除き10~20%割引になるなど、お得に購入できるチャンスとなっている。
 「この機会にぜひ見ていただければ」と秋山代表。店舗はファミリーヘルプ保育園裏側の住宅街、電柱看板が目印。
 営業時間は午前11時~午後6時。不定休。電話522・5669。

宇津尾集落の冊子完成 昔の生活の記憶を記録に

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写真=完成記念講演会には110人が集まった。写真右端が「宇津尾の歴史を残す会」の星野会長

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写真=完成した「宇津尾集落の記憶」

 上越市の正善寺地区にある宇津尾集落の生活を記録した冊子「宇津尾集落の記憶」が完成し2日、記念講演会が同市土橋の市民プラザで開かれた。現在は1世帯のみとなった同集落だが、かつて暮らしていた住民たちが協力して、一人ひとりの記憶の中に息づく昔の生活を思い起こしながら、絵と文章の冊子にまとめた。
 宇津尾は下正善寺から1キロほど北西にある山あいの集落。JR高田駅から4キロほどと市街地からもほど近い位置にある。1949年には172人がいたが、60年代に入って人口流出が始まり、70年に下正善寺から宇津尾への市道が全面舗装されると流出が加速。99年には12人にまで減り、今では1世帯1人となった。
 1世帯だけの同集落だが、集落を離れたかつての住民19世帯が「宇津尾町内会」として、毎年、春、秋の祭りや道草刈りなどの活動を続け、集落機能を維持してきた。この19世帯で「宇津尾の歴史を残す会」(星野正彦会長)を作り、同市の地域活動支援事業費を活用して今回冊子を作った。
 NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部の協力を得て記録に取り組んだ。昔なつかしい風景のほか、音、匂いなど「五感の記憶」を掘り起こすアンケートを行った上で、聞き取りやワークショップを実施。最終的には住民自らさまざまなエピソードを盛り込んだ絵図を描いた。棚田での稲作、各家庭での牛馬やニワトリの飼育、5、6軒が集まっての回り番での風呂など、生活の様子がさまざまなエピソードとともに生き生きと描かれている。
 2日は同集落の関係者ら約110人が集まり、県文化財保護指導委員の小島幸雄さんの講演を聞いた。
 星野会長は「宇津尾の『記憶』を『記録』にということで、記憶をたどりながら絵にするのは難しかったがようやく完成した。冊子を通じて宇津尾というところを知ってもらえれば」と話した。
 冊子はA4判カラー、27ページ。

一足早い桜 ロビーに登場 上越市役所 高さ4・5メートル約50本束に

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写真=市役所1階ロビーに展示されている高さ4.5メートルの桜

 上越市木田1の上越市役所に3日、一足早い桜がお目見えした。1日に東京都内で行われた北陸新幹線上越妙高駅開業1年前のピーアールイベントで使用したもので、高さが4・5メートル。市役所に訪れた人の目を楽しませている。
 桜は彼岸桜と啓翁桜。約50本の枝を束にして、1階ロビーに飾られている。白い花びらをつけている。
 1日のイベントは、首都圏の人に新幹線新駅開業1年前と、4月から始まるJR東日本の大型観光キャンペーン「新潟ディスティネーションキャンペーン」をピーアールしようと行われた。4月に高田公園で開かれる高田城百万人観桜会にも来てもらおうと、イベントを主催した新幹線まちづくり推進上越広域連携会議では、造園やフラワーデザインなどを手がける都内在住の西畠清順さんに依頼。長野県から桜の枝を集めて、1日のイベントに合わせて開花調整した。
 イベント終了後、年度末で市内外から市役所に訪れる人にも桜を見てもらおうと2日に設置した。同会議に加わる上越、妙高、柏崎、十日町、佐渡の5市連携のキャッチフレーズ「ようこそ。越五の国へ」と書かれた鉢に飾られている。
 同会議では「一足早い桜を見て、市民の皆さんにも開業を控える新幹線の活動を盛り上げてもらいたい」としている。
 桜は花の咲き具合をみながら1週間程度、設置される。

雪の万内川堰堤を撮る 砂防写真・絵手紙コンテストで最優秀賞

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写真=竹田さんの作品(シャッタースピード200分の1、絞りF8、ISO感度250、2012年12月1日昼前に撮影)

20140304写真コンテスト最優秀賞2枚掲載の場合.JPG写真=竹田さん

 上越市仲町6の会社会長、竹田耕隆さん(73)が、全国治水砂防協会主催の本年度の「"暮らしを守る砂防"写真・絵手紙コンテスト」の写真部門で最優秀賞に輝いた。作品は雪が降った日に妙高市の万内川の堰堤を撮影したもので、タイトルは「降雪止まず」。竹田さんは「最優秀賞は驚いた。観光資源として広く知ってもらえれば」と話している。
 コンテストは治水や砂防などに関心を持ってもらおうと毎年行われている。1988年度に始まった「土砂災害防止写真コンテスト」が前身で、2008年度からは絵手紙部門も加わり現在の名称となって実施されている。写真部門には今回、全国から304点の応募があった。
 竹田さんの作品は、12年12月1日に万内川砂防公園で撮影したもの。まとまった雪が降り、雪で覆われた石積みの堰堤を収めた。竹田さんは「大雪になると公園の入口が雪置き場となり、園内に入れないと思い、出掛けた」と振り返る。コンテストには3度目の挑戦でこれまでは1度目の佳作が最高。「最優秀賞とは思ってもみなかった。うれしかった」と話した。
 竹田さんは高校1年の時に父親のカメラを借りて写真を始めた。2年の時に写真部を立ち上げ、3年生まで部長を務めた。高校時代には雑誌のコンテストでグランプリに輝いた実績もある。
 就職してから半世紀の間、ほとんどカメラを触っていなかったが、67歳の時に大病を患ったことをきっかけに再開した。「人生を見つめ直し、写真で何かを残したいと思った。上越の観光資源を紹介して多くの人に来てもらいたいと思った」と話す。
 今後も仕事の合間を見て写真を撮り続ける。「人知れずある上越の観光資源を見つけて写真を通じて紹介したい」と力を込めた。

上越市内男性最高齢者 渡邉智哲さん 107歳のバースデー

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写真=花束を受け取り、笑顔がこぼれる渡邉さん

 上越市下門前の渡邉智哲さんが5日、107歳の誕生日を迎えた。渡邉さんは同市内の男性最高齢者。同日、週3日通う「デイホーム有田」で職員と利用者が祝う会を開き、喜びを分かち合った。
 渡邉さんは長男夫婦、孫夫婦、ひ孫3人と暮らしている。以前はデイホーム古城を利用したが、閉鎖に伴い昨年4月からデイホーム有田に通い、温和な人柄で親しまれている。歩行器を使い、助けを借りながら身の回りのことを済ませている。楽しみは庭での園芸。
 浦川原区横住の農家に生まれた。県立高田農学校(現県立高田農業高)を卒業後、大日本明治製糖に入社。台湾へ渡り、サトウキビの植え付け契約などに飛び回った。滞在した18年の間には妻・光枝さんとの間に4人の子供が誕生。第二次世界大戦中は空襲に遭ったが「戦後、家族みんなを連れて、生きて帰ってきました」と回想する。
 光枝さんは還暦前に亡くなった。現在も渡邉さんの家族への愛情は深く、中でもひ孫は「とてもかわいい。私と違って頭が良いみたいですよ」という拠り所だ。
 長寿の秘密はよく笑うことだという。嫌なことを早く忘れ、怒らないのが大事だそう。好き嫌いなく食べ、特に北海道産のテンサイなど甘い物を毎日欠かさない。
 職員と利用者が飾りの花などを手作りし、誕生日を祝った。おやつのぼたもちも調理担当者らが事前に本人の希望を聞き、作りたてを供した。大きな花束を受け取った渡邉さんは「素晴らしい誕生祝いをしていただいてここまで生きてきたかいがありました。これからも長生きできるように努力したい」と感謝した。
 2013年2月1日現在、同市内の100歳以上は134人で、このうち女性115人、男性19人。105歳以上の男性は渡邉さん一人。

上越科学館の本年度利用者11万人見込む 開館以来最多に

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写真=人気を呼んだティラノサウルスの模型

 今年秋に開館30周年を迎える上越市下門前の上越科学館の本年度利用者が、2月末時点で10万2769人を記録した。年度別では開館翌年となった1985年度の10万400人を上回り過去最多。同館では、今月の推計を含めて本年度は11万人を見込んでいる。昨年3月末に始めた恐竜模型の展示以外にも、ほぼ毎週行われるサイエンスショーや工作教室といった催しなど、地道な活動の成果と分析している。
 同館は1984年10月1日開館。同館によると、半年間となった84年度は8万1024人が利用。翌85年度に10万人を超えた。だがその後は10万人を割って減少傾向となり、最も少なかったのは2000年度の4万4824人。近年は持ち直し、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還カプセルの展示などが行われた11年度は8万5223人。12年度は8万7247人が利用した。
 本年度は動くティラノサウルスの模型を設置して人気を集めたほか、夏には、目の錯覚を利用しただまし絵「トリックアート」の展示でもにぎわった。ただこれらのイベント以外にも、週末に行われるサイエンスショーや、理科の知識を活用した工作教室「サイエンススクエア」など、通常の催しも多くの人が訪れた。
 同館では毎年、学校や幼稚園、町内会などに出向く出前授業や体験教室を積極的に展開。高齢者や未就学児の利用も増えているという。
 永井克行館長は「追い風が吹いた1年だった。恐竜をきっかけに、これまでの細かい積み重ねや地道な教育普及活動が実を結んだと思う」と話している。
 同館は一部区画で展示の更新を行っており、3月末からアンモナイトや草食恐竜「ディプロドクス」の大腿骨の実物化石、ティラノサウルスの実物大の頭骨レプリカが公開される。合わせて環境やエネルギーに関連する展示も行われる。新年度の利用者数は本年度並みの11万人を目指している。


通い慣れた学びやに別れ 上越市立中学校卒業式1800人が巣立つ

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写真=廊下で後輩に見送られる卒業生

 上越市内の全市立中学校22校で7日、一斉に卒業式が行われ、3年生1821人が学びやを巣立っていった。市立城西中学校(早川義裕校長、522人)では、卒業生184人が後輩たちに見送られ、新しい一歩を踏み出した。
 卒業生は教職員、保護者、来賓が見守る中、早川校長から一人ずつ卒業証書を受け取った。早川校長は式辞の中で2月に行われたソチ五輪を挙げ「努力はうそをつくことはない。最後まであきらめない粘り強さと物事を前向きに考えるプラス思考で人生をたくましく生き抜いて」とはなむけの言葉を贈った。
 また在校生を代表して2年の藤巻勇斗君が「3年生は人間としてあるべき姿を見せてくれた」と送辞を述べた。卒業生答辞では田篠夢果さん、永森雄佑君、近藤勝典君の3人が「やればできると自分を信じてやってきた。卒業後も目の前にある出来事に『Do Your Best』(最善を尽くせ)で取り組みたい」「地域の皆さんと一緒に活動してできた地域との絆は誇りで大きな財産」「良き仲間、先生に出会えて幸せ。来年度は50周年を迎えるが、伝統をアレンジして協力して頑張ってほしい」と学校への感謝や激励の言葉を贈った。
 校歌斉唱の後、卒業記念合唱などが行われると、卒業生の中には涙を見せる生徒も。最後は後輩や教職員の拍手の中、通い慣れた学びやを後にした。

乗用車運賃最大73%割引「佐渡汽船」 21日~31日 直江津航路

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写真=佐渡の鬼太鼓(提供写真)

 佐渡汽船は、小木港開港400年を記念して、直江津航路往復限定で乗用車往復運賃の大幅割り引きを行う。実施は3月21日~31日で、直江津発または小木発のカーフェリーに乗り期間内に往復する場合に適用となる。
 割引対象は3人以上(幼児は人数に含まない)が乗船する6メートル未満の乗用車で、運賃は通常1台往復が1万7950円~3万7140円だが、期間中は9900円(燃料油価格変動調整金を含む)と、最大2万7240円お得になる。運転者と同乗者の旅客運賃(大人片道2650円から)は別途必要。乗船日の前日までに電話かインターネットで予約する。
 なお、佐渡では3月28日~30日に「よってけまつり・さど食の陣」があり、アンコウつるし切り実演、グルメ・特産品大露店市、郷土芸能(鬼太鼓)披露などが予定されている。小木港から会場(佐渡市真野)までシャトルバスが出る。
 問い合わせ、申し込みは佐渡汽船直江津総合案内所543・3791。営業時間は午前8時30分~午後5時。

「タックス上越」 店舗が新装オープン

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写真=オープンした新店舗

 自動車の販売から車検・修理までを手がける、上越市上島の「タックス上越 イワモト自動車販売」が店舗、工場を新装し7日、現店舗の隣に移転オープンした。北城町4のカネキ屋工務店が設計・施工を手がけた新店舗ではショールームなどを新設。さらなるサービスの向上に務める。
 全国に約380店舗がある中古車販売店チェーン「TAX(タックス)」に加盟している同店。全国組織なので、県外などで車のトラブルに遭っても対応が素早くできるといい、加盟店で車を購入したユーザーに喜ばれている。また、車載オーディオ関係などは本部で一括購入しているため、量販店よりもお得な価格で手に入れることができるという。
 そのほか同店では「お客様を大切に」という思いから、独自サービスとして納車後5か月点検を必ず実施しており、調子の確認やオイル交換を無料で行っている。依頼が多いという車検や新車販売にも力を入れている。
 店舗はパチンコマルハン東側。午前9時~午後7時。不定休。電話525・4719。

「珈琲工房かさはら」自分だけのコーヒー作って 豆の焙煎体験受付

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写真=アメリカ製の焙煎機を使って体験

 自家焙煎したコーヒーを提供する専門店として人気の「珈琲工房かさはら」。このほど、同店にある焙煎機を使って自分だけのコーヒーを作ることができる、豆の焙煎体験を始めた。
 焙煎したてを飲みたい、オリジナルを作ってみたい、飲食店でお客さんにもっとおいしいコーヒーを提供したいという人などに、焙煎を通してコーヒーの味作りを体験してもらい、より深くたしなんでもらおうと企画された。豆には酸味と苦味があり、ブレンドの割合や焙煎度で味を変えられるので、自分だけのコーヒーを作ることができる。体験は豆選びから焙煎、コーヒーを落とすところまでで、時間は概ね1時間~1時間30分。料金は豆にもよるが、1キロ焙煎で4000~5000円。体験は随時受け付けており、事前に予約する。
 2年前にオープンした同店。店内はシックな高級感あふれる造りで、会話や読書をしながら香り高いコーヒーを楽しめる。コーヒーは14種類(400~450円)で、カフェラテや紅茶などもある。コーヒーのお供に、ふわふわのパンケーキ(600円から)やパニーニ(イタリアのサンドイッチ・500円から)などもお薦めだ。
 「コーヒーを1杯飲みたいときにお店を思い出してもらえれば」と話す笠原謙二オーナー。コーヒーはデリバリーやイベント会場での販売も行うほか、自宅やギフトにも使える自家焙煎した豆の販売も行っている。
 上越市春日新田5。国道350号沿い、上越北消防署向かい。営業時間は午前11時~午後7時。月曜と第3火曜定休。電話512・4737。

「メガネの石倉」がリニューアル フォトギャラリーも新設

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写真=幅広い年齢層に対応できる品ぞろえの眼鏡

 上越市本町3の「メガネの石倉」がこのほど、リニューアルオープンした。店内は、眼鏡の販売コーナーのほか、地元のフォトグラファーを中心とした写真を展示する「ネイチャーフォトギャラリーi(アイ)」を新設した。
 同店店主の石倉敏之さんは、仕事と趣味を兼ね、長年カメラや写真に親しんでいることなどから、店舗兼ギャラリーを開店。地元写真グループの「写友かたくり」「久比岐ネイチャーフォトグラファーズ」の事務局をしており、フォトグラファーたちの活動拠点にもなっている。
 販売コーナーはさまざまなブランドの眼鏡、サングラス、眼鏡などのケア用品を取りそろえる。メガネは1万5000円~用意。ジュニアからレディース、メンズ、シニアまで、幅広い年齢層に対応できる豊富な品ぞろえも自慢だ。
 石倉さんは「眼鏡、カメラに関する相談は何でも対応します。気軽にいらしてください」と話している。営業時間は午前9時~午後6時30分。水曜定休日。問い合わせは同店523・2475。
 ギャラリーiでは同市三ツ橋在住で「写友かたくり」代表の菱谷泰久さん(76)の個展「さくら・サクラ・桜」が開催中。5月31日まで。 写真歴35年以上の菱谷さん。今回は高田公園をはじめ、津南や長野など、各地のさまざまなサクラを写した9点を展示している。「見てくださる方に『良い写真』と言っていただけるよう、撮影をしています」と菱谷さんは話していた。

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