写真=「自分の付けた名前が選ばれて驚いたけど、うれしかった」と話す渡辺くんと妹の夏彩ちゃん
上越立水族博物館のマゼランペンギンをモチーフにした菓子パン「ペンギンパン」の名前がこのほど「シロピー」と「クロピー」に決定。22日、同市本町4のイレブンプラザで名前発表会が行われた。名付け親で市立直江津南小6年の渡辺皓太君(11)に感謝状が贈られた。
ペンギンパンは同館を盛り上げようと活動している市民有志団体「上越ペンギンプロジェクト」が昨年春から企画。上越ケンパンが製造を担当し、昨夏に完成した。名前を一般公募し、139点の中から渡辺君の名前が選ばれた。
授賞式では同館の中村幸弘館長が渡辺君に感謝状や副賞を手渡した。渡辺君は「呼びやすい名前にしたくて名付けました。上越のピーアールになればうれしいです」と笑顔で話した。
また、会場には同館からマゼランペンギン2羽がやってきて、訪れた親子連れらを楽しませたほか、「ペンギンパン」60個を販売。行列ができ、10分ほどで完売した。
ペンギンパンはマゼランペンギンの形をしたコロネ型で、直立するのが特徴。チョコクリーム入りの白色と、ミルククリーム入りの黒色がある。現在はイチコ高田南店で不定期に販売されている。1個250円。
また、同プロジェクトは売り上げの一部でマゼランペンギンの餌を購入する予定。