上越市中田原のグリーンインドアテニススクールは、5月5、6日の両日、テニスの無料体験会を開催する。現在申し込みを受け付けている。
小学生から一般までの「テニスは初めてで体験してみたい」という人を対象に実施。時間は午後1時~2時30分で、ラケットとシューズは無料で貸し出すが、運動ができる服装で参加する。なお、体験後にスクールに入会した人にはラケットのプレゼントがある。
参加希望日前日までに申し込む。同スクール523・6015。
グリーンインドアテニス 5月にテニス無料体験会
三郷タイフーンが優勝 高田JL会長旗争奪大会
上越市学童野球連盟高田ジュニアリーグの「第31回会長旗争奪幼年野球大会」の決勝戦が26日、富岡の少年野球場で行われた。結果、三郷タイフーンが大和ツインズを8-0で下し、優勝した。
決勝は初回、三郷が1点を入れてリード。その後、三郷が猛攻を見せ、小池快知投手(和田小6年)の満塁ランニング本塁打で試合を決定づけた。
三郷の布施修監督(59)は今年のチームを「ピッチャーが中心。チーム力も高まり、いいリズムで来ている」。試合を終え、林優大主将(大手町小6年)は「優勝して(チームが)盛り上がった。練習を重ね、どんどん強くなりたい」と優勝を喜んだ。本大会2本の本塁打を放ち、最優秀選手賞に選ばれた小池投手は「勝ってうれしかった。(投手で)抑えた時、タイムリーを放った時は自然に涙が出てきた。とても感動しました」と喜びに満ちあふれていた。
同大会の3位は春日野デュークス、妙高ジュニア。結果は後日掲載。
爽快!金谷山公園 ボブスレー営業開始
写真=今季の営業が始まったスーパーボブスレー
上越市の金谷山公園内にある金谷山スーパーボブスレーと上越市バイシクルモトクロス場(BMX場)の今季の営業が26日から始まった。大型連休初日とあって、多くの親子連れらが訪れ、全長450mのボブスレーのコースを滑って楽しんだ。
スーパーボブスレーは午前9時30分から午後5時までの営業。ボブスレー1回券100円。リフト1回券100円。ボブスレーリフトセット1回券200円。同6回券は1000円。定休日は月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)。
市BMX場は午前9時から午後5時までの営業。会場使用は無料。自転車貸し出しは1台1時間で200円。定休日はスーパーボブスレー場と同じ。なお6~8月までは午後6時30分まで営業時間を延長する。
開府400年で発展を 南葉高原キャンプ場オープン
上越市後谷の南葉高原キャンプ場は今日29日、今シーズンの営業を始める。オープンを前に28日、関係者約30人が集まって安全祈願祭が行われ、シーズン中の無事故を祈った。営業は11月3日まで。
キャンプ場は南葉山(949・3メートル)の中腹にあり、1981年に開設された。食堂がある南葉ロッジや、バンガロー7棟、テントサイトなどを備えている。昨年は1万6000人余りが訪れた。
キャンプ場の指定管理者である南葉高原キャンプ場管理運営協議会(田村恒夫会長)によると、この冬は例年より雪が少なかったものの、4月以降、朝晩の気温低下で雪消えが進まなかったという。そのため場所によっては1メートル近い積雪が残っている。
安全祈願祭では、関係者が集まり神事が執り行われた。田村会長は「安全安心でこの1年を頑張りたい。今年は高田開府400年。高田城築城の際、南葉山の木を切って使ったという故事がある。開府400年でキャンプ場が発展することを願う。また来年の新幹線開業でさらに多くの人に活用できるようになれば」と話していた。
問い合わせは524・9046。
最優秀は「日本設計」に 新水族博物館の基本設計業者決まる
写真=村山市長に審査結果を報告する倉田委員長(右から2人目)
上越市は28日、新水族博物館建設の基本設計を行う業者を日本設計に決めた。プロポーザル方式で45社から応募があり、専門家による基本設計プロポーザル選定委員会(委員長・倉田直道工学院大学教授)が審査し、「日本設計」を最優秀者として村山秀幸市長に報告した。
新水族博物館は、「五感で学ぶ日本海」を基本コンセプトに、子供から大人までが楽しみながら学べる施設とする基本計画が策定されている。公募型プロポーザルで基本設計を行う業者を募ったところ、86社が参加を表明し、このうち45社が実際に提案した。
審査は建築や設計、水族館運営の専門家など6人で作る選定委員会が行い、書面による1次審査を通過した6社が27日に公開プレゼンテーションを行った。
28日朝、村山市長に結果を報告した倉田委員長は「日本海をテーマに強くアピールして、水族館としても新しさのある提案で、技術も経験もあり優れた内容だった」と最優秀の日本設計の提案を評価。「今回の提案は設計者を選ぶためのものなので、今後も市民の声を反映してよりよい水族館にしていただきたい」と話した。
村山市長は「これがスタート。市民の声を聞き将来を見据えて、取り組んでいきたい」と話した。
市は今後、指定管理者の選定を行うとともに本年度に基本設計に着手し、2017年夏の完成を予定している。
みどりのフェス 市民らでにぎわう
「上越市みどりのフェスティバル」が29日、高田公園芝生広場で開かれた。多彩なイベントや体験コーナー、飲食ブースが並び、家族連れなどでにぎわいを見せた。
今年で16回目。みどりの大切さや花の美しさ、自然や森林の役割について考えようと行われた。各コーナーのイベント主催者や出店者などで組織する同フェス実行委員会(青木ユキ子実行委員長)が主催。
同日は自然観察会や体験コーナー、「かんなくず」を使ったプール、クイズラリー、一般来場者による投票が行われた「ガーデニングコンテスト」などを実施。地元団体による飲食類の販売も人気を呼んだ。
このうち、ポニー乗馬体験は午前午後の2部で行われた。例年、子供を中心に行列ができる人気コーナーだ。乗馬を楽しんだ上越教育大付属小1年の中村若菜さん(6)は乗馬を毎年楽しみにしており、「ポニーに乗って気持ちよかった」と笑顔。
県立高田農業高生徒による鉢花、木工作品、菓子やジャムなどの販売も好評。販売前から来場者の行列ができた。草花園芸コースの生徒たちが育てた花は売れ行きが好調で、途中、トラック2台分の商品を追加。3年の千葉京香さん(17)は「朝から大盛況です。自分たちで育てた花が売れてうれしい」と話した。
実行委員長の青木さんは「回を重ねるごとにイベントが定着している。継続してアピールし、さらに活動が広がっていくよう、続けていけたら」と話していた。
直江津中2連覇! 読売旗直江津地区親善野球大会
第37回読売旗争奪兼会長杯争奪直江津地区中学校親善野球大会(上越市直江津早朝野球連盟主催、読売センター直江津など後援)の決勝戦などが4月29日、春日新田2のスポーツ公園で行われた。その結果、直江津中が名立中を4-0で下し、優勝。直江津は全試合を無失点に抑え、昨年に続いて二連覇を飾った。
決勝は先制点を挙げた直江津が終始リードを守り、さらに六回に1点を追加して逃げ切った。試合後、飯塚教裕監督は、全試合無失点で抑えた島田拓実(3年)、幸村拓馬(3年)、山本雅樹(2年)の3投手の好投に「よく投げた」と振り返り、今後は「チャンスを生かして確実に点を取ることが課題」と話した。
笠原圭主将は「チームも自分自身もミスがあったが、傷を広げずに抑えていけた。(前年の)先輩の記録を超える『県制覇』を目標に頑張りたい」。今大会最優秀選手賞を獲得した島田投手は「点を取れるところでしっかり取れなかった。今回の優勝で満足せず、ワンチャンスをものにできるよう努力していきたい」と話した。3位は柿崎中、4位は吉川中。
バロー上越モールに巨大恐竜など登場
上越市とよばのバロー上越モールは、ゴールデンウィークに合わせ、今日5月1日から主に子供を対象としたさまざまなイベントを開催する。
1日~6日は、「わくわく恐竜王国」を開催。ソフトバンク前のイベント広場に、自分で動く高さ5メートルの大型恐竜ロボット2体と、手元のコントローラーで動かして楽しめる高さ2メートルの中型恐竜3体が登場。中から顔を出して写真が撮れる約1・5メートルの大きさの卵もある。時間は午前10時~午後9時で、いずれも無料で楽しめる。
3日~6日には、同じくイベント広場に「ダンボール迷路」が登場。ダンボールで作った巨大迷路から脱出するゲームで、脱出できたら菓子がもらえるというもの。小学生以下が対象で、料金は1回200円。時間は午前11時~午後4時。
問い合わせは同モール521・5086。
清里区棚田の稲文字 4日に田植えイベント
清里区棚田の有志が中心となり盛り上げてきた、同集落の稲文字祭りが節目の10周年を迎え、記念誌が完成間近だ。4日には、本年の文字「願いを米10(テン)」の田植えイベントを開く。
同集落の「棚田の稲文字研究会」(10人)が2005年から集落内外に参加を呼びかけ続けてきた。清里区総合事務所前の青柳高田線を坊ヶ池方面に向かい走行すると、左手に「稲文字の里 棚田」という大きな木製看板が現れる。看板付近の棚田が稲文字の舞台。
毎年、まず伝えたいメッセージを決める。デザインに沿い、ゴールデンウイークに参加者を募り苗を植える。一貫して手作業にこだわってきた。5月下旬には緑の文字がくっきり現れる。自由に観覧してもらえるように展望台も設置している。刈り取り後も株は残るため、鑑賞シーズンは降雪前までの約半年間。
記念誌では「米」を主役に地元の櫛池小学校閉校の際に「くしいけに心米て」、平成の大合併時には「米じょうえつ」、結婚するカップルの名前を形作り祝福した年もあったことなどを振り返っている。はさ掛けタイムレースや秋の餅つきなど、関連行事にも趣向を凝らしてきたことにも触れている。
同研究会の武田公夫さんは「集落の人たちが寄り集まる場となり、田んぼで出たわらを年明けのさいの神行事に活用するなど、稲文字を中心とした循環型行事を地域づくりにつなげたい。人口が減少する中、我々がここで暮らしていけるもとになるように祭りを続けたいです」を話す。
4日の田植えイベントは午後1時30分から同3時まで同所で。約1時間かけて苗を手植えする。終了後、同集落の伝統食「殻粉焼き」の振る舞いもある。参加希望は武田さん(090・5812・3013)へ。
酒コンセプトの特別列車 高田駅から出発
JR東日本は2日、上越市の高田駅と十日町市の十日町駅間で特別列車「越乃Shu*Kura(しゅくら)」の運行を始めた。新潟が誇る酒をコンセプトにした列車で、初日は高田駅で出発セレモニーが行われた。
JR東日本の大型観光キャンペーン「新潟ディスティネーション・キャンペーン」の一環。限定の大吟醸酒などを含む地酒が試飲できるほか、新潟の食材にこだわったつまみなどを楽しめる。またジャズの生演奏を聴くこともできる。6日まで毎日運行され、その後は毎週金、土、日曜。6月下旬まで1日1往復運行される。
セレモニーでJR東日本新潟支社の関森多市郎支社長は「おいしい新潟の地酒と季節の食材をそろえた。来年は北陸新幹線が開業するので上越新幹線と合わせて周遊観光ルートに結び付けたい」と話した。その後、村山秀幸市長ら関係者が、鏡開きやくす玉割りを行って運行開始を祝った。列車は午前9時半前に高田駅を出発した。
事前予約制だが、6日まではほぼ定員に達している。予約や問い合わせは高田駅などJR各駅で。
上越市学童野球連盟 合同開会式に34チーム
上越市学童野球連盟の合同開会式が3日、同市富岡の市少年野球場で開かれた。高田ジュニアリーグと直江津幼年野球に所属するチームを中心に、昨年より2チーム少ない計34チームが一堂に集まり、1年にわたり試合に臨む決意を新たにした。
会場にはチーム名の入ったプラカードを先頭に34チームが整列した。前年度の優勝旗返還などの後、同連盟の小日向俊郎会長が、「日本文理高の飯塚、鎌倉選手はこの連盟から育ち、全国制覇に向けて頑張っている。9月までの長丁場だが、日頃の練習成果を発揮して、悔いのない一年にしてほしい」とあいさつ。選手を代表して、東頸サンライズの高橋涼主将が「野球が好きな仲間とともに、最後の一球まで戦うことを誓います」と宣誓した。
本年度の大会は、同日から始まった上越タイムス旗、JAえちご上越農協旗、上越信用金庫旗、上越よみうり杯学童野球オールスター戦、イチコ・日本ハム旗のほか、新しく上越地区郵便局長旗大会が9月に行われることになり、計6大会となる。
超満員で熱気!市環境衛生公社でコンサート
上越市春日新田5の上越市環境衛生公社(上石秀一理事長)は地域貢献事業の一環としてこのほど、サクソフォーンとギターによるスプリングコンサートを同社の大会議室で開いた。定員を大幅に超える150人以上が集まった。
演奏者はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマ曲を演奏したメンバー、サックス奏者の江川良子さんと、ギター奏者の大柴拓さんの2人。昨年12月12日に開いたコンサートが好評で、もう一度聴きたいという声が多かったため、アンコール公演となった。
スコット・ジョプリンの「ラグタイム・ダンス」で楽しい幕開け。続いてなじみのアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」などを演奏した。ギターをつまびく柔らかな音色にサックスのまろやかな音がからみ合い、多様な音楽世界が表現された。
太平洋戦争資料展13日まで 佐々木さんコレクション
上越市大和3在住で前島記念池部郵趣会会長の佐々木雄二さん(68)のコレクション展「歴史を物語る太平洋戦争資料展」が現在、本町2のシニアセンター本町ふれあい館で開かれている。13日まで。時間は午前9時~午後6時。最終日は同4時まで。
元中学教師で郵便コレクターの佐々木さん。児童や生徒たちへ行う平和教育学習の際、「戦争に関する本物の資料を見せたい」という思いなどから戦争に関する資料集めを始めた。これまで資料は、主に小中学校で紹介されているが、一般の公開はあまりないという。
会場には1941年12月に真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争に関する新聞や、「12月8日午前零時を期して戦闘行動を開始せよ」という意味の暗号電報「新高山登レ一二〇八」の写し、被災者が友人に送ったはがきなど、当時の貴重な資料が並ぶ。このほか、終戦後5年間の切手価格推移を表したはがき展示などもされている。
佐々木さんは「70代、80代の方は昔を思い出し、『戦争をしたくないという気持ち』を後世に伝えていただきたい。資料から戦争の真実をつかんでほしい」と話す。
なお、佐々木さんの自宅隣には「赤いポスト」と名付けたホームギャラリーがある。展示物は会期終了後も随時鑑賞可能。入場無料。見学希望者は事前に連絡を入れる。問い合わせは佐々木さん524・5661。
戦争の惨禍後世に 5年ぶりの集いで平和誓う
太平洋戦争末期、県内で初の空襲となった直江津空襲から69年になる5日、上越市黒井の黒井公園で「直江津空襲と平和を考える集い」が開かれた。5年ぶりの開催で関係者や近隣住民ら20人余りが集まった。参加者は空襲の犠牲者を慰霊し、戦争のない平和な世の中を誓った。
直江津空襲は1945年5月5日午前11時15分にあった。米軍の爆撃機、B29が爆弾7個を黒井周辺に投下、3人が死亡し、重軽傷者は少なくとも4人を数えた。
集いは91年5月5日に、同公園に直江津空襲を示す標柱が建立されたことをきっかけに、地元住民らでつくる「直江津空襲と平和を考える会」が始めた。2009年まで、住民から寄せられた数十のこいのぼりを並べるほか、ミニコンサートも行うなどして続けてきた。だがほぼ一人で準備をしてきた関川幹雄代表(71)の体力的な負担が大きく、集いは翌10年以降開かれなくなった。
その後、地元住民や関係者からの再開を望む声が出てきた。加えて「以前のような大掛かりでなくてもいい」という声もあり、5年ぶりの開催となった。
この日の集いはこいのぼりなどは飾られず、規模を小さくして行われた。小雨が降る中、参加者全員で黙とう。標柱の碑文を書いた児童文学作家の杉みき子さん(83)が戦時中を振り返り「あの時、直江津の空襲は知っていたが、死者や負傷者がいるということを戦争が終わってから聞いた。平和を守るという気持ちを忘れないでいきたい」と話した。最後に全員で童謡「こいのぼり」など3曲を歌った。
直江津空襲でおじを亡くした同市春日野2の木澤文男さん(85)は「働いていたおじが亡くなり、家族は悲しんだ。戦争のない世の中になってほしい」と願った。
関川代表は「関係者や近所の人が集まってくれて良かった。来年は70年という節目を迎える。こいのぼりを並べるなどして、子供たちに黒井でも空襲の被害があったことを伝えていきたい」と話していた。
白峰ジュニアが7年ぶり∨ 幼年野球4チームが支部大会へ
高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会上越市予選を兼ねた第12回上越タイムス旗争奪幼年野球大会の決勝が5日、富岡の市少年野球場で行われ、最終回で逆転した白峰ジュニアが5-3で小猿屋幼年野球を下し7年ぶり2度目の優勝を果たした。両チームのほか3位の大和ツインズ、大潟フェニックスの計4チームが10、11の両日、同球場で行われる上越支部大会に出場する。
白峰は二回に3点を先制される苦しい展開だったが、終盤に反撃。六回に1点を返すと、最終七回は四球や安打など、打者一巡の猛攻で一挙4点を挙げて逆転した。
この試合で完投し、最優秀選手賞に輝いた瀬戸景大主将(新井小6年)は「チームはこの大会で最近結果を残していなかったので、優勝できたのはうれしい。3点取られた後もしっかり守備で我慢し、六、七回は打線でつなぐことができた」と笑顔で振り返った。
また手塚満宏監督(46)は「これまでの大会では守備の乱れがあったが、今日はしっかりしていた」と選手をたたえた。
支部大会は8チームが出場し上位2チームに県大会の出場権が与えられる。瀬戸主将は「積極的なプレーで勝ち上がり県大会に行きたい」と意気込んだ。
水族博物館でシロウオや熱帯の生物など展示
上越市西本町4の市立水族博物館で春にちなんだ水生生物や魚の展示が行われている。
同館1階観覧通路では、春の企画展「サンゴ礁にすむ海の花」と題し、サンゴ礁の周りで生息する赤や青など、花のように色鮮やかな水生生物約50種類を展示している。
名前の通りの色を持つクレナイニセスズメやキイロハギ、網目模様の体で尾びれが黄色いアミメチョウチョウウオなどが水槽ごとに展示されている。
このほか1階の水槽では「イサザ」の名で知られるハゼの仲間、シロウオが展示されている。内臓が透けて見えるほど透明な体が特徴。通常は岸に近い浅い海で生息するが、春になると産卵のために川をそ上する。県内では4月中旬から5月下旬に見られ上越地方の川にも上ってくる。シロウオ漁は春の風物詩にもなっている。
同館では、同市有間川在住の田原正好さん(81)からの寄贈を受けて、桑取川をそ上してきた体長5~6センチのシロウオを展示している。
春の企画展「サンゴ礁にすむ海の花」は25日まで。シロウオの展示は6月1日まで。問い合わせは543・2449。
日差し受け伝統のがんばり行軍 直江津中学校
写真=強い日差しを受けながらも元気に走る生徒(有間川交差点)
上越市立直江津中学校(渡辺千一校長、439人)は8日、全校生徒が海岸沿いの道路を歩く伝統行事の「がんばり行軍」を行った。生徒は強い日差しを受けながらも元気な様子でゴールを目指した。中にはコースを走り通して、42キロを3時間以内で駆け抜ける男子生徒もいた。
がんばり行軍は、苦しい行程を歩き通すことで、達成感を味わうほか、互いに励ましたり助けあうことで生徒同士の連帯感を深めることが目的。学校創立の1947年から毎年欠かさず行われており、今回で68回目。学校を出発し海沿いの通称久比岐自転車道を通って、名立区名立大町の新井町コミュニティーセンターで折り返す32キロと、糸魚川市(旧能生町)の磯部小学校で折り返す42キロの2コースあり、生徒は一つを選択する。
生徒のほか保護者や一般参加者を含め約440人が参加し、午前8時過ぎから順次スタート。この日は朝から青空で、新潟地方気象台によると、上越市高田の最高気温は23・1度。強い日差しを受けて、自分のペースで歩いたり、中には走る生徒もいた。コース途中の関門では、教員が通過状況を確認していた。
42キロには約100人が参加。最初に帰ってきたのは、バスケットボール部に所属する2年生の松林史遠君(13)で、歴代2位の2時間58分で走破した。「2時間台はうれしいけど、歴代1位まであと1分なので残念な気もする。暑かったけど応援で頑張ることができた。来年は歴代1位の記録を更新したい」と話していた。
4日の水難事故を受け 注意喚起の仮設看板設置
写真=9日に行われた仮設看板の設置作業
上越市柿崎区の上下浜海岸で4日に発生した水難事故を受け、県上越地域振興局は9日、事故現場に注意喚起を呼び掛ける仮設看板と救助用ロープなどを設置した。
恒久的な看板は7月上旬の海開きまでに設置する予定だが、週末を前に緊急的に設置した。看板は幅1メートル、高さ1・4メートルで、上部には上越地域振興局が高波に注意する呼び掛け、下部には上越市による「子どもから目を離さない」「遊ぶときはライフジャケットを着用する」など四つのチェック項目が記載されている。
万が一の事故に備え、30メートル救助用ロープ2本と、救助者に投げて浮き輪にする20メートルのロープ付きペットボトル2本も備えられた。看板の上部には吹き流しが付けられ、風の強さが分かる。
離岸流の危険性を呼び掛ける看板は市内に2か所あるが、水際の事故に注意を呼び掛ける看板の設置は初めて。上越地域振興局地域整備部の歌川実副部長は「地元の人は海岸の特徴を知っているが、県外の観光客に告知が必要。今後はホームページなどでの啓発も計画している」と話す。また13日には、県と市が関係団体などに呼び掛けた連絡調整会議を開催し、今後の対策などを話し合う予定。
読売テレビの春川正明氏が6月に講演
写真=講師の春川正明氏
公益社団法人高田法人会は6月4日、第4回通常総会に合わせ、記念無料講演会を行う。講師に読売テレビ報道局解説副委員長の春川正明氏を迎える。
春川氏は1961年大阪市生まれ。関西大学社会学部卒業後、読売テレビに入社。神戸支局やNNNロサンゼルス支局長などを経て2007年から解説委員。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」などにニュース解説者として出演している。
同日は「時代の風─政治経済の変化を読む─」をテーマに講演する。会場は上越市西城町3のデュオ・セレッソで、時間は午後4時30分~午後6時。一般市民を含め入場無料だが申し込みが必要。
なお、社会貢献活動の一環で当日は不要の古タオル、古シーツの回収を行う。寄付できる人は当日会場まで持参する。
講演会への参加申し込みは平日に高田法人会まで。電話525・0450。
前髪、まゆ毛カット大歓迎 美容室パルク
写真=ブライダルのヘアメイクも受付中
オープンから8年目を迎える美容室パルク。その人に合うヘアスタイルの提案と髪の悩み解決へのアドバイスが人気を呼び、施術予約がすぐ埋まるほどの人気となったが、同店では髪以外での来店も呼び掛けている。
「美容室はいろいろできるところです。エステやまゆ毛、前髪のカットだけでも大歓迎」と話す中川木綿子店長(37)。エステはフェイシャルマッサージ、デコルテアロママッサージで税別3000円から。まつ毛はエクステンションやカールなどを行っている。
まゆ毛カットは「メガネをかけているのでうまくできない」という人に特に人気。男女によって切り方が違うといい、切り方や足し方、描き方など、最適なアドバイスを行う。男性の来店ももちろんOKだ。まゆ毛のみは同1000円、他のメニューも一緒に行うと同500円でできる。
「総合的にきれいにするのが美容室なので、ネイルやブライダル、着付けなど何でもご相談ください。1対1ですのでお気軽にどうぞ」と同店では話している。
完全予約制。営業は午前10時~午後6時。0、5のつく日と31日定休。電話523・3223。