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Channel: 新着情報 | 市民新聞 上越よみうり
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上越市勢3チーム初戦突破 学童野球上越支部大会

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20140510学童野球上越支部大会.JPG

写真=初戦で完投した大和ツインズの青木翔投手

 高円宮賜杯第34回全日本学童軟式野球大会の上越支部大会が10日、上越市富岡の市少年野球場で開幕した。上越地域の8チームが2ブロックに分かれて熱戦を展開。初日は1回戦4試合が行われ、上越市学童野球連盟所属の3チームが初戦を突破した。
 大会には上越市学童野球連盟から4チーム、柏崎市と糸魚川市から各2チームずつが出場した。4チームずつ2ブロックに分かれて、各ブロックの上位1チームが6月14日開幕の県大会(新発田市五十公野公園野球場など)に出場する。
 上越市学童野球連盟からは白峰ジュニア、小猿屋幼年野球、大和ツインズの3チームが1回戦を突破。大潟フェニックスは敗退した。
 今日11日は午前9時から各ブロックの代表決定戦を行う。同球場A面では大和ツインズが柏崎市の槇原スパークと対戦。B面では白峰ジュニアと小猿屋幼年野球が戦う


今年もカンボジアへ 連合上越が救援米の田植え

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20140511救援米田植え.JPG

写真=初めて田植えを体験して喜ぶ兄妹

 食料不足で飢えに苦しむアジアやアフリカの人たちへ栽培、収穫した米を送る活動を行っている「連合新潟上越地域協議会」(羽深浩一議長)の本年度の田植え作業が11日、上越市上野田の水田で行われた。家族ら約75人が参加した。
 毎年実施している救援米運動の取り組みは今年で18年目を迎えた。救援米作りのほか、子供たちが土と触れ合い、農業の大切さを肌で感じてもらおうと行われている。
 同日、参加者たちはズボンをまくり、はだしで水田に入り、約10アールの水田に、わせ品種「こしいぶき」の苗を植える作業に取り組んだ。子供たちは泥まみれになって楽しみながら、苗を1本ずつ丁寧に植えた。
 参加した南本町小5年の楡井愛深さん(10)は「家族で毎年参加しています。送ったお米でアジアやアフリカの人たちの生活が楽になればいいな」と話した。作業終了後はとん汁も振る舞われた。
 昨年は約540キロを収穫。今年3月、長岡と県央で収穫された米とともに国連を通じカンボジアへ送った。今年の稲刈りは9月上旬の予定で、今年も収穫された米はカンボジアに送られるという。

「たけのこの里まつり」にぎわう 正善寺工房

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たけのこの里まつり.JPG

写真=採れたてのモウソウダケが大量に並んだがんぎ市

 旬のタケノコや山菜など春の味覚を存分に味わうイベント「たけのこの里まつり」が11日、上越市下正善寺の農産物加工体験施設「正善寺工房」で行われた。イベントが集中した昼前を中心に、大勢の家族連れなどでにぎわった。
 会場には地元正善寺の住民らが、採れたてのモウソウダケやネマガリダケのほか、ワラビ、ウド、フキなどの山菜、笹ずし、ちまきなどの加工品を並べた。食べ物では、タケノコ20キロを大鍋で煮た粕汁や、タケノコ入りおにぎりが人気で、午前中に早々と売り切れた。
 タケノコを買った上越市の主婦(65)は「スーパーの半値ほどなので、得した気分。酒粕が入ったタケノコ汁は初めて食べたが、風味があっておいしかった」と話していた。
 参加型イベントでは竹細工体験、大竹早切り競争、ちくわ作り、塗り絵コーナーが子供たちの人気を集めた。このほか、越後上越上杉おもてなし武将隊や、S・O・Pストリートダンススクールによるパフォーマンスが繰り広げられ、観客から声援が飛び交った。
 恒例の餅つきには子供たちも杵を持って参加。「よいしょ」のかけ声でついた白餅と草餅計9キロは、来場者にふるまわれた。

「平成版 瞽女宿の記憶」発刊 希望者に無料配布

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瞽女宿冊子、小川さん.JPG

写真=「多くの方に読んでもらえたら」と呼び掛ける事務局の小川さん

 高田瞽女と、巡業先である農山村部の瞽女宿とのつながりに焦点を当てた冊子「平成版 瞽女宿の記憶」がこのほど発行された。発行元の高田の文化遺産継承実行委員会は現在、希望者に無料配布している。
 昔の高田を拠点に、目の見えない女性たちが唄や三味線の師匠である親方の下で共同生活を営みながら芸の稽古を積み、年間約300日の旅に出た。高田瞽女と呼ばれ、上越一円と長野県飯山市など同県北部の村々を巡業し、芸を披露した。1950年代頃まで約400年の歴史があるが、現在はなくなった。
 巡業に欠かせなかったのが大字ごとの定宿「瞽女宿」だった。民家などの家人が毎年訪れる瞽女に無償で食事や風呂を提供し、その結びつきは深いものがあったと伝えられている。現在、瞽女宿の役目を果たした家は消えつつあり、当時を知る人も高齢になった。
 同誌は「当時の様子を知る人から聞き取り、記録として今残しておかなければ」との趣旨から、NPO法人高田瞽女の文化を保存・発信する会同誌調査編集部が取材、執筆した。これを同実行委員会が2013年度文化芸術振興費補助制度を活用し、発行した。
 内容は、年間の巡業ルートや瞽女宿だった家の人々から聞き取った回顧録のほか、研究者・市川信次による瞽女宿調査票などを資料として収めた。瞽女宿を地図に表した「西・中頸城」「東・中頸城」「妙高・飯山」の3点も別添した。
 事務局の小川善司さんは「福祉という言葉がない時代、瞽女さんたちは芸を誇りにして励み、暮らしました。それを支えたのは巡業を待ちわびた農山村の人々の人情。深い信頼関係は瞽女宿の思い出を語ってくれた方々の言葉から伝わってきます。冊子を通じ、高田のオンリーワンである文化を多くの人に伝えたい」と話している。
 同誌は、事務局である上越市本町7の「きものの小川」(522・3400)で無料で受け取れる。また郵送希望の場合は、はがき申し込みに限る。申し込み先は、郵便番号943・0832、上越市本町7・3・22、高田文化遺産継承実行委員会事務局。

寺町3の大嚴寺で150株のツツジ見頃

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20140513大厳寺つつじまつり①.JPG

写真=境内のツツジを鑑賞する園児たち

 「ツツジのお寺」として知られる上越市寺町3の大嚴寺(佐藤信明住職)で、「お花とお茶と木のかほり」と銘打った催しが行われている。会期中は、咲き誇るツツジを鑑賞できるほか、地元作家の作品展や茶会、コンサートなどが行われる。15日まで。午前9時~午後6時。最終日は午後5時まで。入場無料。

 同寺の境内には約150株のツツジが植えられており、ツツジ鑑賞などを目的に毎年この時期に同催しを実施している。佐藤住職によると今年は5月上旬から開花。現在、日当たりの良い場所では満開を迎えている。
 初日の13日、隣接する明照幼稚園の年長組29人が茶会に参加。裏千家の村越宗竹さんがお点前を披露し、園児たちは「ちょっぴり苦いけどおいしいね」と話しながら茶を味わった。また、年少組は咲き誇るツツジを見ながら境内を散歩した。佐藤住職は「今年は珍しく会期中に見頃を迎えた。多くの方に見ていただけたら」と話している。
 今年は本堂で、市内在住で日本工芸会正会員の大蔵豊彦さんによる木と漆の器展をはじめ、檀家による絵画、人形などの作品展示、同幼稚園園児の絵画も飾られている。茶会は今日14日午前10時から午後3時まで。明日15日午前11時からは、高橋由美さんのフルート、近藤則絵さんのシンセサイザーのミニコンサートが開かれる。
 問い合わせは同寺523・5524。

大町小らが都市景観大賞で栄冠

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20140513大町小大賞受賞.JPG写真=雪が降る中、雁木通りで角巻を着て歩く児童たち(大町小提供)

 景観に関する優れた地区・活動に対して表彰する本年度の「都市景観大賞」(「都市景観の日」実行委員会主催)の結果がこのほど、国土交通省から発表された。「景観教育・普及啓発部門」で上越市立大町小(神村大輔校長)の昨年度の6年生45人が総合学習で取り組んだ「人がつなぐ雁木のまちの歴史景観」が、大賞となる「国土交通大臣賞」を受賞した。
 受賞したのは同小をはじめ、NPO法人「街なみフォーカス」(高野恒男理事長)、市民団体「あわゆき組」(関由有子代表)の3団体。同小の活動を2団体が全面協力してきた。
 児童たちは「わたしの生きるまち」をテーマに、「個性と魅力ある町にしよう」と取り組む市民とつながり、交流を深めながら雁木などに焦点を当てて学習。「高田のまちと雁木」に関して多くの関係者から講義を受け、住民への直接ヒアリングも実施した。町家づくりの家を見学、高田花ロードへ住民らとの合同出展、雁木の切り干し大根作り、防寒具の角巻を着てのまち歩きなどを通し、雁木保全のための提案などを1年間かけて行ってきた。
 大賞受賞を聞き、昨年度6年担任の小林順子教諭と岡田啓吾教諭も喜ぶ。岡田教諭は「子供たちの気持ちや思いなど、学習してきたことが審査委員の方に通じ評価され、サポートしてきた身として非常にうれしい」。また、あわゆき組の関代表は「総合学習の中身が充実していた。6年生はすでに卒業していますが、今後も雁木を生かしたまちづくり体験を続けてほしい」と話した。
 審査委員からは「雁木を題材に、地域の専門家や住民の協力を得ながら、子供たちが体験的に町並みやその伝統的生活を学ぶ景観教育は極めて優れており、都市景観大賞にふさわしい活動」との評価を得た。
 同大賞は、良好な景観形成の動きを国民運動として全国展開していくための普及啓発活動の一環などとして、1991年から毎年行われている表彰制度。2011年からは、同部門と「都市空間部門」の2部門で実施している。

杉田玄さんが個展  ボタニカルアート100点

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杉田さん個展.JPG写真=「白い花は背景と同化しないよう工夫します」と制作について語る杉田さん

「杉田玄 花の肖像展2」が20日まで、上越市本町4の遊心堂で開かれている。入場無料。
 杉田さんは1997年、精緻に描写する植物画「ボタニカルアート」を知って以来、現在まで描き続けている。2000年に初めて同市で個展を開き、これまでに新潟市でも2回、作品を発表してきた。大潟区の杉田医院院長で、間もなく8周年を迎える樹下美術館(頸城区)の館長としても知られている。
 作品の題材はツバキやモクレンなど季節の花が中心だ。鋭利な観察眼と丹念な描写で仕上げている。作品はどれも物静かで簡潔な印象だ。そこに花の気品が香り立っている。光と陰影が巧みに表現され、植物の存在感がより際立つ。
 制作は身近な植物のスケッチから始めるという。茎や花弁などの輪郭線を見定め、チャコペーパーを使い、本画用の厚いケント紙に写す。線を3ミリのシャープペンシルでなぞるなどし、水彩で色付けする。乾かしながら薄く塗り重ねていくため、すっきりとした透明度が保たれるという。
 杉田さんは「人間が考えるよりずっとたくましく生命力あふれる植物に畏敬の念を抱いてきました。花の美しさや気品を絵に残したくて描いています」と話している。
 午前10時から午後6時まで、最終日は午後5時で終了する。

真行寺幼稚園 衣装鮮やか 花まつり

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写真=稚児姿で園を出発する年長児と保護者たち

 上越市中央5の真行寺幼稚園(中戸賢裕園長・園児234人)は15日、釈迦の誕生を祝う「花まつり」を行った。稚児行列が実施され、年長組64人が稚児の装束に身を包み、保護者と手をつないで直江津駅前を練り歩いた。
 釈迦の誕生日は4月8日だが、同園では例年5月に花まつりを実施。同日は全園児が参加した式典後、きらびやかな衣装を着用した年長児がやや緊張した面持ちで保護者と手をつなぎ、園を出発。行列では商店街の人たちが見守り、園からほど近い直江津駅前通りにある「互の市」広場を目指した。
 同広場では大勢の人が見守る中、「灌沐」を行った。「灌沐」は釈迦の誕生を祝って甘露の雨が降ったいわれにならい、甘茶をかけるもの。園児たち1人ずつが誕生仏に甘茶をかけ、手を合わせた。
 年長組の中島祥君(5)は「ぞうりを履いて上手に歩けたよ」と笑顔。母親の多仁子さん(42)は「幼稚園生活で大きな行事の一つなので、親子でこの日を楽しみにしていました。成長した姿を見ることができました」と話していた。


稲田小5年らが樹齢800年の大ケヤキに肥料埋め込み

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20140522稲田小大ケヤキ肥料埋め込み・たて.jpg写真=大ケヤキの近くに固形肥料を埋め込む児童

 上越市立稲田小学校5年生82人が22日、市の天然記念物で樹齢800年という稲田諏訪神社(稲田1)の大ケヤキに固形肥料を埋め込む作業を行った。児童は「長生きしてほしい」と願いを込めて、地元住民でつくる保存会と一緒になって作業に取り組んだ。
 大ケヤキは800年前の鎌倉時代、親鸞が布教の際に植えたといわれ、高さは25メートルで幹回りは9・3メートル。2002年には市の天然記念物に指定された。だが近年は枯れた木に発生するサルノコシカケが出るなど弱っており、2年前には記録的な大雪で大枝が折れる被害が発生した。
 固形肥料を埋め込む作業は、同小児童と稲田地区の各町内会長や神社の総代でつくる「お諏訪さんの大ケヤキ保存会」によって、04年からほぼ毎年行われている。
 この日の作業は五泉市在住の樹木医、佐藤賢一さん(63)の指導を受けて行われた。まず幹回りを測るなどして児童はケヤキの大きさを実感。その後、窒素やリン酸、カリウムを含んだ長さ15センチほどの固形肥料50本を根が張っている地中に木づちで埋め込んでいった。
 同小5年の古賀豊君は「穴を開けるのは大変だったけど楽しかった。800年生きているのはすごい。元気になってほしい」と期待した。保存会の山田彌市会長(71)は「子供たちには、来年春に葉が出たら、肥料を埋め込んだ成果だと思ってほしい。大ケヤキは地域の宝であるので子供たちには毎年続けてほしい」と話した。

上越市内の高校生らが自転車マナーを同世代に呼び掛け

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写真=同世代の高校生らにちらしを配って呼び掛けた

 上越市のJR高田駅などで23日朝、地元の高校生が自転車の安全利用を呼び掛ける街頭活動を行った。登校する同世代の高校生に啓発用のちらしを配って自転車マナーを守るよう呼び掛けた。
 高校生による街頭活動は、5月の自転車安全月間の取り組みとして毎年行われている。この日は同市内8校の高校生23人に加え、上越警察署、市、地元住民ら総勢約50人が参加。JR高田駅前とJR南高田駅前に分かれて活動を行った。
 活動に参加した高校生は、駅前の駐輪場で自転車が車道の左側通行であることや、雁木やアーケード下は自転車から下りて歩くなどと書かれたちらしを登校する同世代の高校生に配った。
 上越高校3年の中嶋裕亮君(17)は「朝は自転車が多くて、高田駅前はすごく混んでいる。ルールをしっかり知って、マナーを守って自転車に乗ってほしい」と話した。
 同署によると、管内では年間70件程度の自転車が関与する人身事故が発生しているという。昨年は77件で前年(2012年)と比べて4件多い。そのうち死亡事故は2件。上越署交通課の山井一之課長は「気温が高くなるこれからの時期に自転車が絡む事故が増える傾向になる。自転車も車両。ルールを守ってほしい」と呼び掛けている。

淡雪庵で年代物の藍染め・かすりを30日まで販売

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5.24付け淡雪庵①.jpg

写真=藍染めの古布は無地のほか、紋入りも取りそろえる

 上越市大豆2の「古美術 淡雪庵」は25日から30日まで、藍染めとかすりの古布即売会を同店内で開く。入場無料。
 明治期の品物を中心に、庶民の暮らしになじみ、日用使いされた藍染めの一反風呂敷や回し合羽などを豊富に用意し、開く。中には江戸時代から受け継がれた品もあるという。無地が多く、ほかに「丸に三ツ柏」「丸に蔦」など紋入りがそろっている。
 生地はしっかりしており、状態が良い。インテリアや店舗のディスプレイをはじめ、服やバッグなどにリメイクする素材としても重宝しそうだ。他にかすりの着物類が7点ほど並ぶという。
 ほぼ一点物なので、早めの来店がおすすめ。同店は春日山城史跡広場や高井脳外科クリニックの付近、道路沿い。午前10時から午後4時まで。
 問い合わせは545・5622。

春日新田、大和、黒田の各小学校 140周年で記念運動会

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20140524春日新田小運動会 (1).jpg写真=長さ4メートルの棒を運ぶ児童(春日新田小)

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写真=大きな声が響いた王様じゃんけん種目(黒田小)

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写真=白熱した140個の玉運びレース(大和小)

 上越市内の小学校では運動会シーズン真っ盛り。創立140周年を迎えた市立春日新田小、大和小、黒田小では24日、記念運動会が開かれ、青空の下、子供たちが元気いっぱいにグラウンドを駆け回った。
 上越地域で最も児童数が多い春日新田小(807人)では、創立140周年を記念して語呂合わせで140を「いっしょ」や「いっしょう」と読んでリレーや親子綱引きの種目名に取り入れた。また全校児童が参加して棒をリレーする種目「未来につなGO! 春新タイフーン」では、四つのチームに分かれて競った。約4メートルの棒を1年生から6年生まで一緒になって運び次走者にリレー。優勝チームは大喜びだった。
 大和小(219人)では「140」にちなんだ4種目を取り入れ、赤白対抗で計18種目を実施した。「力を合わせて!140個玉運びレース」では、2人1組で2本の棒に玉入れの玉を乗せて運び、最後はじゃんけんに勝ったらゴールするゲーム。来春に北陸新幹線が開業することを記念して、電車ごっこゲーム「新幹線でゴー!」も行われた。
 黒田小(182人)では校区の住民も参加して大運動会が開かれた。開会式では全校児童や来賓が、自分の夢などを書いたメッセージ入りの風船250個を飛ばし、140周年を祝った。新種目として全校児童が赤白対抗で実施した「王様じゃんけん」では、次々とじゃんけんをして勝ち上がり、最後に団長とじゃんけんをして勝った人の数で競う競技。終盤はデッドヒートし、大いに盛り上がった。

青苧の文化を学んで 栽培地で焼き畑

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20140524青苧焼畑.jpg写真=カラムシの畑に火を放った中学生

 上杉謙信の財政を支えた植物のカラムシの繊維「青苧」を伝える活動をしているNPO法人越後青苧の会(近藤紀一郎代表)が23日、上越市谷愛宕の愛宕谷公園で焼き畑を行った。会員のほか地元の中学生も参加。良質な青苧が採れることを期待して次々と火を放った。
 青苧はイラクサ科の多年草木、カラムシから取り出した繊維。古くから布の原料として重宝され、戦国時代には謙信の財政を支えたと言われる。同NPOは青苧の文化を後世に伝えようと、市の許可を得て愛宕谷公園でカラムシの栽培を行っている。
 同NPOによると、焼き畑は発芽をそろえて良質なカラムシを育てるために行うもので、害虫の卵や雑草を駆除する。謙信の時代も行われていたという。同NPOでは10年ほどから毎年この時期に実施している。
 この日は会員のほか春日中の生徒ら約20人が参加。枯れた杉の葉などで畑に火を放つとあっという間に燃え広がった。火が消えた後、成長するカラムシが風で互いの繊維を傷つけないようにするため畑を覆うように防風用のネットを設置した。春日中2年の堀内優花さん(13)は「今年は地域の活動を頑張ろうと参加した。少し熱かったけど、いい青苧ができてほしい」と話していた。
 カラムシは1・5メートルほどに成長し7月下旬ごろから8月下旬頃に収穫時期を迎える。同NPOは繊維を取り出す作業を行い、青苧のコースターやタペストリーなどを作るという。近藤代表は「昔から続く青苧を再認識してほしい」と話していた。

国道8号沿いの「えいしん」 手作業にこだわる料理が自慢

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20140522えいしんラーメン.jpg写真=たっぷり野菜ととろとろモツが乗った「トロモツ味噌ラーメン」

 上越市夷浜新田の国道8号沿いにオープンしたラーメン店「えいしん」。オープンから2か月が経過し、連日にぎわいを見せている。
 店主の池田毅さんはこれまで、上越市内のラーメン店やホテルなどで料理の腕を磨いてきた。「厳選した食材を使用し、時間と手間をかけ、全て手仕事で調理する。お客さんに喜んでいただける料理を提供したい」と話す。
 自慢のラーメンスープは国産の豚ゲンコツと、さば節やかつお節などの魚介を使ったダブルスープ。下処理から調理まで、長時間かけて作るモツを使った「トロモツ味噌ラーメン」(850円)が人気メニューだ。
 強火で一気に炒めた野菜と口の中でとろけそうなモツがたっぷり乗る。県内産の2種類の白みそがベースで、ニンニクやショウガが効いたパンチのある1杯。リピーターも多いという。このほか、チャーシューメン(830円)も人気。じっくりと時間をかけて作り上げる自家製チャーシューは「肩ロース肉」を使用し、スープとの相性も良い。
 座敷もあるので、小宴会も対応可能(要予約)。飲み放題プランもあり。宴会料理の内容は応相談。
営業時間は午前11時~午後2時(土、日、祝日は同2時30分)、午後5時30分~8時30分。定休日は水曜日。問い合わせは同店512・1315。

「アニーズ痩健美サロン」と「上越の湯」 岩盤浴ヨガが県内初登場

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20140521ホットヨガスタート.jpg写真=「岩盤浴ヨガ」の指導を担当する古川さん

 「健康的に美しく」をテーマに、運動指導やボディメーク、美容メニューを展開する上越市藤野新田の「アニーズ痩健美サロン」はこのほど、同市富岡の入浴施設「上越の湯」の協力を得て、女性限定プログラムのホットヨガ「岩盤浴ヨガ」をスタートした。同サロンは「幅広い年齢の方々にぜひ体験していただきたい」と話している。
 同サロンによると「岩盤浴ヨガ」は県内初登場。レッスンは「上越の湯」内のブラックシリカ岩盤浴場で実施している。室温40度、湿度60%の環境で行うので、常温のヨガと比べて汗をかきやすく、代謝量も上がるため脂肪燃焼効果があり、ダイエットにもおすすめ。デトックス効果もあり、美肌や冷え性改善に導くという。
 レッスンは同サロン所属のスポーツインストラクター古川郁美さん(31)が担当。約1年前まで、東京のホットヨガスタジオで指導していた。古川さんは「汗をかきにくい方、冷え性の方なども無理なく体の芯から温まります。体質にもよりますが、想像以上に汗をかきます。初心者の方も気軽に参加できるプログラム」と話す。
 レッスンは毎週日曜日と火曜日。午後5時、7時、9時の各3回行われる。45分コースと60分コースがある。価格は「上越の湯」の入館料(3時間利用)付きで、45分コース3150円、60分コース3450円。各回の定員は20人。
 参加者はTシャツ短パンなど、体を締め付けない服装で受講する。下に敷くバスタオルと汗拭きタオル、1リットル以上の水分を持参する。予約は不要。
古川さんは「夏に向けて体と心をきれいにデトックスしませんか」と話している。
 6月末まで「1000円オフキャンペーン」を実施中。男性も参加できるスタンダードヨガなどのプログラムもある。
 問い合わせはアニーズ痩健美サロン520・6455、上越の湯520・8526。


スーパーフリマ大盛況 2500人以上が来場

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スーパーフリーマーケット.jpg写真=多くの市民でにぎわった会場

 上越市春日新田5の上越市環境衛生公社は25日、同公社内の駐車場を会場に、不要品販売と物産展、縁日が一緒になったイベント「第10回スーパーフリーマーケット」を開催した。好天に恵まれ、午前10時の開会前から多くの市民が詰めかけ、午前だけで2500人以上が来場した。
 地域貢献の一環として2009年から春と秋に開催しており、今回が10回目。65組が出店した。
 子供のおもちゃや衣類、手製のアクセサリー、野菜、山菜などの販売のほか、茶席、足湯なども設けられた。そば、唐揚げなど多彩な飲食ブースも出て会場は家族連れらでごった返した。同公社が事業を継承した「魚住かまぼこ店」のブースでは、揚げたてかまぼこも販売された。かまぼこの詰め合わせが当たる大じゃんけん大会も大いに盛り上がった。
 またフリースクールのやすづか学園の生徒が東日本大震災の義援金の募金活動を行った。
 家族とともに訪れた市立春日新田小3年の前澤楓希君は「初めて来たけど、店がたくさんあって楽しかった」と話していた。

自転車愛好家が156キロに挑戦 銀輪で上信越路駆ける

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20140525自転車センチュリーライド.jpg写真=午前7時に船見公園を出発した参加者

 上越市内の自転車愛好者サークルによる手作りの長距離走大会、第18回センチュリーライド上信越が25日、中央の船見公園を発着点に行われた。全国から集まった約80人の参加者は新緑の上信越路を1周する156キロのコースに挑戦した。

 大会はバイシクルチーム・アイオロスが主催して毎年この時期に行われている。一般公道を自由な速度で走る「長距離フリーラン」の大会で、参加者は国道18号に沿って妙高から長野県に南下。長野、須坂、中野、飯山を通り、国道292号の富倉峠から県内に入り、上越大通りを北上して船見公園に戻ってくる。途中2か所のチェックポイントを通過する。制限時間の10時間。順位表彰はなく、船見公園に戻ってくると完走証が贈られる。そのため初心者から経験豊富まで幅広いライダーが参加する。
 近年は自転車人気の高まりから県内だけでなく、全国各地から集まってくる。今年は北は宮城県、南は鳥取県から、21歳から70歳までの男女約80人が参加した。
 昨年に続いて、2回目の参加となる上越市東城町1の吉田洋さん(38)は「ゴール後の達成感が忘れられなくて今年も出た。限界に挑戦したい」と意気込んでいた。
 カラフルなジャージーを身にまとった参加者は、サドル位置の高いスポーツ用サイクルにまたがり午前7時に船見公園を元気いっぱいに出発。沿道で応援する家族や友人に手を振る姿も見られた。

7000株のカキツバタが見頃

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カキツバタ5.jpg写真=紫や白の花が美しいカキツバタ(26 日)

 上越市大豆の春日山城史跡広場の監物堀でカキツバタが見頃を迎えている。地元5町内で作る史跡広場管理組合(小林榮理事長)が草取りをするなど手入れをしており、新緑の中、紫と白のコントラストが見事だ。
 史跡広場は発掘調査で確認された土塁や堀などを復元し、中世の春日山城を体感できるよう市が整備したもので、堀には7000株のカキツバタが植えられている。史跡広場の管理を受託している同組合によると、今年は5月10日頃から咲き始め、先週から見頃を迎えている。同組合では、花の見栄えを良くするために、池に入りショウブやセリなどカキツバタ以外の草を除去するなどの手入れをしてきた。
 26日、管理組合の会員30人余りと草刈りをしていた小林理事長は「今年は天候に恵まれて例年より少し早く花が咲いたが、あと数日は楽しめると思う」と話していた。

妙高酒造がIWC本醸造酒部門で最高賞

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20140523妙高酒造が最高賞1.jpg

写真=本醸造酒の部最高賞の「本醸造妙高山」と松田社長

 世界最大規模の酒のコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門の審査がこのほど行われ、妙高酒造(上越市南本町2、松田治久社長)の日本酒「本醸造妙高山」が「本醸造酒の部」の金賞を受賞し、金賞の中から最も優れた銘柄に贈られる最高賞「トロフィー」にも輝いた。同銘柄が最高賞を受賞したのは2012年以来、2年ぶり2度目。
 IWCは1984年にイギリスのロンドンで始まり、2007年からは日本酒部門も設けられた。今年は261蔵725銘柄が出品され、同部門は「本醸造酒」や「純米酒」など七つの部で審査が行われた。各部で金賞を選び、その中の最も優れた銘柄にトロフィーが贈られる。
 本醸造妙高山は県産のこしいぶきと、妙高山の伏流水に、独自開発した酵母で醸造した。
 松田社長は「初出品した2年前よりもレベルが上がっている中での受賞は驚いたし光栄。会社としてもモチベーションが上がる」と話している。同社はこのほか4銘柄が銀賞や銅賞に入り、計5銘柄が受賞した。
 本醸造妙高山はトロフィー受賞で、日本酒部門で最高賞「チャンピオン・サケ」の選考対象となる。発表は7月16日(ロンドン時間)に行われる。また金賞受賞で外務省の酒リストに登録され、海外の日本大使館や日本総領事館の公用行事などで提供される。

柿村書店社長 文科大臣から功労者表彰

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20140523柿村書店教科書功労者表彰のコピー.jpg写真=文部科学省などから功労者表彰を受けた柿村社長

 柿村書店(本部・上越市中央2)の柿村徳成社長(70)が、教科書取次供給事業に長年従事した人を文部科学大臣が表彰する本年度の教科書供給功労者に選ばれた。22日に東京都内で行われた、表彰式(文部科学省、全国教科書供給協会主催)に出席。「より一層、身を引き締めて仕事に励みたい」と話している。
 表彰は1976年度から行われており、教科書取次供給事業に45年以上従事し、教科書の完全供給を通じて学校教育の充実発展に貢献があった書店などの代表者が対象。39回目の本年度は50人が表彰され、県内からは柿村社長のみだった。
 柿村書店は1893年(明治26年)の創業時から教科書を取り扱っていたという。戦後は直江津地区や大潟、頸城などの学校に児童、生徒分の数をそろえて教科書を供給。昭和40年代は学校が多かっただけでなく、道路事情が悪く配達に苦労した。柿村社長は「春先まで雪が残り、そりで引いて教科書を学校まで運んだこともあった」と振り返る。教科書は一般書籍に比べて利幅が少ないというが、「児童や生徒分の数をしっかりそろえて学校に届けることに誇りを持てる仕事」ときっぱり話す。
 現在は市内の小学校から高校まで計24校に教科書を供給。創業時から従事してきた教科書供給で功労者表彰を受けて、柿村社長は「身に余る光栄。これをきっかけにさらに身を引き締めたい」と語った。

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