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上越市内の小学校で「越五の国」5市の郷土料理が献立に

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20160125東本町小学校給食.JPG

写真=学校給食週間初日となった25日、上越市にちなんだ給食を食べる児童ら(東本町小学校)

 学校給食の意義や役割について理解を深めることなどを目的とした「学校給食週間」が25日、旧上越市内の小学校で始まった。29日までの5日間、独自のテーマに沿った献立が登場するほか、食についての学習を実施するなど、学校給食に対する理解を深める。
 同週間は、戦後に学校給食が再開されたことを記念し、全国の小中学校で行われている給食行事。1月24日を「給食記念日」としていることから、毎年1月下旬に実施している。
 旧上越市内小学校28校の今年の献立テーマは、「北陸新幹線開業からまもなく1年~越五の国をあじわおう~」。上越市、妙高市、柏崎市、十日町市、佐渡市の5市による北陸新幹線の連携ピーアールプロジェクト「ようこそ。越五の国へ。」に由来し、同5市にゆかりのある献立を用意した。
 初日となった25日は、「上越市」の献立が登場。釜蓋遺跡から米が出土したことにちなんだ「古代米入りご飯」や、上越産メギスを使った「メギスのつみれ汁」、高田公園のハスや桜、上越の発酵食品文化にちなんだ「鶏肉のワインソースかけ」「ハスのたまりドレッシングサラダ」「桜ゼリー」が登場した。
 同市立東本町小学校(磯貝芳彦校長、児童368人)の2年3組では、児童20人が同校調理員の野口由紀さんを教室に招き、一緒に給食を食べた。児童は「おいしい」と笑顔で話し、次々とおかわりをしていた。野口さんへの質問コーナーでは、「作るのが楽しいメニューは何ですか」「何時から給食を作っていますか」などと尋ねていた。
 貝沼祐奈さん(8)は「今日の献立は全部おいしかった。調理員さんとお話しできて楽しかった」。石水怜君(8)は「これからは給食を残さず食べるようにします」と話していた。野口さんは「子供たちがおいしそうに給食を食べる姿を見て、とてもうれしくなった。これからも頑張って給食を作ります」と感想を語った。


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