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上越市立総合博物館で「たんけん! むかしのくらし」企画展

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20160115むかしのくらしてん1.JPG

写真=昔の台所用品に興味津々の児童たち

 上越市本城町の同市立総合博物館は現在、児童からシニア世代まで幅広く見て学べる企画展「たんけん! むかしのくらし」を開催している。3月13日まで。
 おおむね明治、大正、昭和中期までの上越地域で、人々の暮らしの中で用いられた生活道具を中心に約300点を一般公開している。通常は市内数か所に分散して保管している収蔵品を集結させ、同展を開催して6年目になる。幅広い年代層が鑑賞できるが、特に市内小学校の3年生が社会科学習の一環で訪れており、数時間かけて熱心に学びを深めている。
 「衣」「食」「住」「学校」「仕事」のテーマに沿い展示されている。明治時代に登場した石油ランプとそれ以前に用いられたあんどんの明かるさを比較できたり、夏場の蚊帳を体験できるコーナーも。
 同館職員は「学習に訪れている小学3年生たちにとっては、初めて歴史に触れる機会。蚊帳や電話機に『(映画の)トトロで見たよ』と、自分の経験と結びつけて捉えてくれる児童も多いですね」。
 15日には三和区の市立上杉小の3年生12人が同館を訪れた。職員から説明を受けながら、初めて見る昔の生活道具などを興味津々に見つめていた。
 蚊帳と夜着を実際に体験した小沼結さん、杉浦綾華さんは「蚊帳はトトロで見たけど、本物は初めて。(夜着は)とても重たかった。今まで知らなかった昔のことが良く分かり、勉強になりました」と話した。
 月曜と祝日の翌日は休館する。午前9時から午後4時まで。入館料は一般300円、小中高生150円、併催のエミール・ガレ展なども鑑賞できる。問い合わせは同館524・3120。


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