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卒業式を演出 上総PTAが生徒らに手作りコサージュ

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コサージュ贈る.JPG

写真=室橋会長(右)から代表生徒らに約250個のコサージュが贈られた

 先生と卒業生に心を込めて――。上越総合技術高校PTA(室橋丈司会長)は、本年度卒業する232人の生徒と、卒業学年を受け持つ教諭らへの感謝の気持ちを込め、3月3日に行われる卒業式を華やかに彩ってもらおうと、手作りのコサージュをプレゼントした。このほど同校で贈呈式が行われ、室橋会長が代表生徒らにコサージュを手渡した。
 室橋会長が過去に参加した北信越地区のPTA会合で、他県の工業高校PTAが手作りコサージュを生徒たちに贈っている活動を知り、同PTAで今回初めて取り組んだ。昨年秋からPTA役員、サッカー部3年生の保護者有志ら約25人が参加し、材料を集め、コサージュ作りに取り掛かった。
 現在、3年生は6クラスある。コサージュの色は各クラスごとに変え、昨年行われた体育祭で着用したTシャツのカラーを選んだ。保護者たちは一つ一つを手作業で懸命に作業に当たり、青、黄、オレンジ、赤など、約250個の色とりどりで華やかなコサージュを作り上げた。
 贈呈式で、完成品を贈られた学年主任の下村昌昭教諭は「卒業生全員でコサージュを付けている姿を見るのがとても楽しみ」と話し、生徒会長の鹿ノ内大介君は「数がとても多く驚いている。(保護者が)3年間支えてくだったおかげでここまでこれたことに感謝。卒業式当日にコサージュを付けて出席できることをうれしく思う」と喜んだ。
 室橋会長は「まさかここまで奇麗に仕上がるとは思っても見なかった。材料集めなど大変なこともあったが、作って良かったという思いでいっぱい」と語っていた。


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