写真=記念式典であいさつする関川水系土地改良区の永井理事長
上越、妙高市を流れる農業用水上江用水路が「世界かんがい遺産」に登録されたことを記念する式典と祝賀会がこのほど、上越市仲町2のやすねで開かれた。県内施設としては初の登録で、関係者約80人が出席した。
上江用水は江戸時代の1780年までの130年かけて掘り継がれた26キロメートルにわたる用水路。かんがいの歴史や発展を明らかにし、施設の保全につなげようと100年以上経過した施設を対象に登録を行っている国際かんがい排水委員会(ICID)から、今年10月に世界かんがい施設遺産として認められた。
記念式典では、11月26日にICIDから授与された登録証と記念盾が披露された。用水を管理する関川水系土地改良区の永井紘一理事長が「登録は用水を開削した先人への栄誉。先人の残した施設を後世に残す責任がある」とあいさつ。来賓の村山秀幸市長は「歴史的遺産として国際的に評価されたことは非常にうれしい。しっかりと次の時代につないでいきたい」と祝辞を述べた。
続いて、ICID国内委員会かんがい施設遺産分科会長の八丁信正近畿大学農学部教授と、板倉郷土史愛好会の宮腰英武会長が記念講演した。