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Channel: 新着情報 | 市民新聞 上越よみうり
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釜蓋遺跡公園「秋まつり」で弥生文化を体験

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20151101吹上遺跡まつり.JPG

写真=土笛作りに挑戦する子供ら

 上越市大和5の釜蓋遺跡公園、釜蓋遺跡ガイダンスで1日、「吹上・釜蓋遺跡秋まつり」が開かれた。親子連れなどが多く来場し、土笛作りや火起こし体験などのイベントを楽しんだ。
 北陸新幹線上越妙高駅前にある国指定史跡「吹上・釜蓋遺跡」の魅力を発信しようと、同遺跡の歴史を伝える市民団体「吹上・釜蓋遺跡応援団」(八木文夫団長)が主催し、昨年から年に2回開催している。今回が4回目となった。
 会場では、恒例となった土笛や勾玉作り、火おこし体験、弥生人が着ていた貫頭衣の試着などが行われた。
 土笛作りでは、丸めた粘土を半分に切って内部をくり抜きお椀型にし、音程を調節する指穴を開け、2つのお椀型の粘土を接着することで、笛を完成させた。勾玉作りでは、滑石や青田石をサンドペーパーなどで丸く削り、好きな形の勾玉を作り上げた。
 また、今回からは新たに、弓矢による的当てゲームが登場。参加者は約6メートル先にある動物の絵が描かれた的に向かって弓矢を放ち、弥生時代の狩りの気分を味わった。ほかに遺跡見学会や、飲食ブースが設置された。
 弓矢のゲームに参加した和田小4年生の内山閃希君(9)は「構え方が難しかったけれど、矢が的に当たって楽しかった。また参加したい」と笑顔で話していた。


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