写真=あれこれ合わせてみるのも和装の醍醐味
涼やかな着物、帯、和装小物を取りそろえた「夏きもの市」が10日まで、上越市本町5のギャラリー祥で開かれている。
高級な希少品から手頃な良品まで、同ギャラリーの「きもの市」は毎回、幅広い年代の女性に人気が高く、以前から「夏の着物の特集もしてほしい」といった声が寄せられていた。要望に応える形で今回、初夏・真夏・初秋に応じた品物がそろった。白大島、結城紬に絞りまで多彩。気品あふれる正倉院花紋などの反物も美しい。帯は朝顔や若鮎などの絵柄が涼やかで、これもそれもとつい目移りしてしまう。着物と帯を組み合わせるのが和装ならでは醍醐味だ。
履き物、帯紐、襦袢のほか、カゴ編みなどの和装に合うバッグもそろい、幅広い価格帯になっている。ギャラリー祥522・8778。