写真=八景島からやってきたケープペンギンを見る子供たち
上越市立水族博物館は1日から「横浜八景島」(神奈川県横浜市金沢区・布留川信行社長)を指定管理として運営が始まった。同日午後、マリンジャンボ水槽前に横浜・八景島シーパラダイスからやってきた「ケープペンギン」一羽が登場し、来館者へあいさつ代わりにメッセージを披露した。
ケープペンギンは体長40センチほどのオス「カン」君。飼育員とともに来館者の前に登場。ちょこちょこと歩き回り、子供たちを喜ばせた。
飼育員に抱き抱えられて台に乗り、餌の魚をくわえると垂れ幕が下り、「すいはく あそびにきてね」と書かれたメッセージが披露された。
子供たちはカン君の愛らしい様子をじっくり見て、写真撮影。同日付で同館館長に就任した櫻健太郎さん(43)は「スタッフ一丸となってどこにも負けない上越ならではの楽しい水族館を作っていきたいし、タイムリーに新しい魅力を発信したい」と意気込んだ。
同館エントランスホールでは5月6日まで「皆さんこれからよろしくお願いします展」としてサクラダイ、シキシマハナダイなどの展示も行っている。
指定管理の対象は今後2年間の現水族博物館と、2017年度に開館予定の新水族博物館の15年間の運営。2月16日に準備室が立ち上がり、同日を迎えた。公式ホームページ、館内パンフレットもリニューアルされている。