写真=なまはげの怖さに泣き出す子供
上越市鴨島1町内会(石川勝治町内会長・450世帯)は8日、町内会館や鴨島諏訪神社境内などで恒例の「せつぶん おたのしみ会」を行った。今年で3回目となった「なまはげ町内歩き」も行われ、道行く人の目を引いた。
世代間交流などを目的に開く町内行事。町内にある各団体が協力して毎年実施している。
会に先立って行われた、青年会14人による「なまはげ町内歩き」は秋田県出身の町内住民から寄贈されたなまはげのお面をかぶり、なまはげにふんした2人とメンバーたちが町内を練り歩いた。なまはげを見つけた人たちの中には、あまりの怖さに大泣きをする子供の姿も多く見られた。小学2年生の朝日穂香ちゃんと年少の朝日柊斗君の姉弟は「こわいよー」と泣き、母親のゆかりさんの後ろに隠れた。ゆかりさんは「子供たちはとても怖がっていますが、(なまはげは)自宅ではできないのでとても良い経験ですね」と話した。
お楽しみ会では豆まきをはじめ、福笑い、カルタ取り、お手玉、あやとり、折り紙などの昔あそびや輪投げなどが行われ、参加者たちが楽しいひとときを過ごしたほか、甘酒も振る舞われた。