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高士小4年生が「善兵衛スイーツ」を販売

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写真=タルトとゼリーは販売開始15分で完売した

 上越市立高士小学校(東條善夫校長・69人)の4年生11人は、地元の偉人で、日本ワインぶどうの父、川上善兵衛を多くの人から知ってもらおうと、ゼリーとタルト2種類の「善兵衛スイーツ」を開発し7日、同市富岡の上越ショッピングセンターアコーレセントラルコートで販売した。
 同校は日本ワインぶどうの父、川上善兵衛(1868─1944年)の開いたワイナリー、岩の原葡萄園の近くにある。各学年が総合学習で善兵衛を絡めた学習に取り組んでおり、4年生は今年、「もっと知りたい善兵衛さん、もっと広めたい善兵衛さんのぶどう」をテーマに知識を深めている。スイーツのプロデュース、販売もその一環。
 児童たちはこれまで、ブドウスイーツ開発に向けての意見出しや試作などに取り組んできた。スイーツに使用したブドウは校内のブドウ棚で3年生が育てたブドウ「マスカット・ベーリーA」。市内の菓子店「菓心亭かまだ」の鎌田英一さんの協力・製作で完成した。
 同日は店名を「スイーツあおぞら亭」とし、ゼリー、タルトとも50個ずつの数量限定で販売。販売開始の午前10時過ぎにはスイーツ目当ての客が大勢訪れ、販売開始後15分で完売する大盛況で、児童たちは対応に追われた。
 ゼリーを購入した同市灰塚の齊藤省三さん(75)は「おいしそうですね。家族で食べるのが楽しみです」と話していた。
 塚田理央君は「タルトのチーズクリームがおいしい。早く売れてうれしい」、丸山佳歩さんは「完売してうれしかった。善兵衛さんを多くの人に知ってもらいたいです」と話していた。
写真/タルトとゼリーは販売開始15分で完売した


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