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上越高校の新校舎完成 最新設備で授業

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20141027上越高校新校舎スタート縮小.jpg

写真=真新しい教室で授業を受ける生徒たち

 今年度、創立110周年を迎えた上越市寺町3の上越高校(若山宏校長・生徒445人)の待望の新校舎がこのほど完成。引っ越しを終え、27日から新しい学び舎での授業がスタートした。
 創立110周年にあたり、校舎の耐震改築として、同校の第3体育館、駐車場、テニスコート跡地で2013年7月、新校舎建設に着工。今年9月30日に完成した。
 新校舎は「心豊かな若者を育む」「学ぶ意欲を高める」「地域と連携」の3つをコンセプトに建てられ、白色を基調に明るく爽やかなイメージ。校舎全体が「ロの字型」の造りになっている。3階建てだが、普通教室が入る南校舎は4階建て。校舎の内側には中庭が設置され、芝が敷かれた。
 校舎内は全館冷暖房を完備したのをはじめ、多機能トイレを設置し、廊下の照明がセンサーで感知する。また、普通教室などには電子黒板機能付きのプロジェクターを、ゼミ室にはワイファイ環境を設置。これまでの校舎になかった便利な設備を多く取り入れた。また、昼間2時間ほど営業する購買にはコンビニエンスストア「セブンイレブン」が入店し、パンや文房具などを販売する。
 校舎裏側に建てられた体育館はこれまでの2倍以上の広さになり、ギャラリーにはランニングロードを設けた。
 生徒たちは23、24の両日に引っ越し作業を行い、新校舎初日となった同日は教職員から校舎内の設備の注意事項や通学に関わる交通安全の話を聞き、2限から通常事業が始まった。
 生徒会長の中嶋裕亮君(18)は「バリアフリーになっていたりと利用しやすい多くの環境がそろっている。今後、生徒会で中庭利用の方法などを提案していけたら」と話し、同副会長の内藤珠里さん(17)は「(生徒たちは)新校舎を楽しみにしていたし、みんなの雰囲気が明るくなった。一般の方にも参加していただける新たな行事ができれば」と新校舎完成を喜んでいた。
 11月15日には「創立110周年校舎改築竣工記念式典」が行われ、戦場カメラマンの渡部陽一さんの記念講演が行われることになっている。なお、武道場は今後建築に入り、来年3月、竣工予定となっている。


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