写真=選手役員を代表して決意表明する田中選手
長崎県で12日から22日まで開催される第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」に出場する上越市関係の選手、役員らの壮行会(上越市体育協会主催)が1日、上越市役所で行われた。選手は「上越市出身の誇りを胸に頑張りたい」などと意気込んだ。
長崎国体に本県選手団として出場する上越市関係の選手、役員は計31人。現住所や所属が同市のほか、現在県外に住みながら、出身地を同市にして本県選手団として出場する「ふるさと選手」が含まれている。そのうち選手は19人で10競技に出場する。
壮行会には31人のうち21人が出席。関係者や市職員ら多くの人が見守る中、一人ずつ紹介され「新潟県に貢献したい」「悔いの残らないように頑張りたい」などと意気込みを語った。
村山秀幸市長は「選手の中には、6年後の五輪といった高い目標を持っている人がいると思う。ベストを尽くして感動や勇気を与えてほしい」と激励。選手を代表して、山岳少年女子に出場する直江津中等教育学校5年の田中千華選手(16)が「今までの練習の成果を十二分に発揮し、上越市出身としての誇りを胸に、県選手団の一員として良い成績を残せるように頑張って参ります」と決意の言葉を述べた。
ボクシング少年男子ライトフライ級に出場する高田農業高校3年の市川春希選手(17)は、今夏のインターハイ8強。「国体は初出場。ベスト4を目指す」と力を込めた。
県選手団の上越市関係者は次の通り。(敬称略)
【役員】▽副団長 木浦正幸(新潟県体育協会副会長、上越市体育協会会長)▽顧問 楡井辰雄(県議会議員)
【監督】▽山岳少年男子 稲田春男(新潟フリークライミングクラブ)▽空手道 古川哲也(二本木いろは)▽銃剣道成年男子選手兼監督 山崎由起夫(陸上自衛隊第五施設群)
【コーチ・アドバイザー・トレーナー】▽陸上少年女子 鈴木健太郎(高田高教員)▽サッカー女子 榊原潔(上越教育大学教員)▽ボクシング少年男子 徳永伸英(高田農高教員)▽体操少年女子 山本悟(レインボージムナスティック大潟)▽剣道少年女子 重野太志(高田北城高教員)▽山岳少年男子 三宅順子(ゆったりの郷)▽銃剣道成年男子 丸山大和(陸上自衛隊第五施設群)
【選手】▽水泳少年男子B 大井柊平(直江津中)▽陸上少年男子 高倉星也(上越総合技術高)▽サッカー少年男子 小菅雷樹(新潟西高)▽テニス成年男子 小磯孝太郎(上越グリーンテニススクール)▽同成年女子 植木千尋(東洋学園大)▽同少年男子 勝島陽希(東京学館新潟高)▽同少年女子 竹田洸(高田高)▽ボクシング少年男子 市川春希(高田農高)▽体操少年男子 羽田龍矢(柏崎総合高)渡辺陽大(高田高)▽同少年女子 渡邉楓(大潟町中)▽相撲少年男子 丸山翔平(高田農高)▽山岳成年男子 南雲純太(上越テクノスクール)▽同少年男子 三宅誠梧(柿崎中)▽同少年女子 田中千華(直江津中等教育学校)田鹿菜央子(高田高)▽銃剣道成年男子 坂詰忠司、箕輪吉朗(陸上自衛隊第五施設群)▽なぎなた少年 坂井亜有(柏崎常盤高)