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Channel: 新着情報 | 市民新聞 上越よみうり
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仮装行列に歓声上がる 南本町3の雁木通りまつり

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雁木通りまつり2.JPG

写真=松平忠輝公、五郎八姫に扮した宮さん夫妻が地元で「3度目の結婚式」。祝福を受け、練り歩いた

 「三世代交流 雁木通りまつり」が28日、上越市南本町3の雁木通りを会場に開催された。12回目を迎えた今年は特に、高田開府400年を祝して、松平忠輝とその妻五郎八姫のお輿入れ行列が練り歩き、大勢の観客から歓声が上がった。
 南三世代交流プラザ運営協議会主催。毎年この時期に開いており、今年も飲食ブースなど露店が連なり、歩行者天国になった雁木通りは、大勢の老若男女で大きな賑わいを見せた。
 このうち、今年7月に開催された「高田開府400年祭」に出演した宮晋太郎さん(33)と妻の久美子さん(30)がお輿入れ行列の主役を再演。宮さん夫妻は地元南本町3在住だ。中学生演じる御付らを従え、約150メートルを練り歩くなどした。晋太郎さんは「今日で3度目の結婚式。人生でこんなに多く経験することはないのでありがたいです」、久美子さんも「家族や地域の人とのつながりを感じられるこの祭りがこれからも続いてほしいです」と話した。
 続いて城西中の生徒16人が「御金荷」を運ぶ奉行、人足衆、馬役に扮して練り歩き、喝采を浴びた。江戸時代、佐渡金銀山で採掘された金が北国街道を通り運ばれた史実にちなんだもので、佐渡相川地区の「金山まつり」で使用される衣装を借用したという。
 大勢を前に、奉行役を務めた同校3年の杉浦寛史君が「こんなに良い役を演じさせてもらい、明日からこの衣装で学校に行きたいくらいです」とユーモアたっぷりに語り、場がどっと沸いた。


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