写真=犯人役を逃さない警察犬の模範演技
写真=飼い主と愛犬がゲーム
動物愛護週間(20~26日)に合わせ、上越市の高田公園で23日、「第36回動物愛護フェスティバル」(同実行委員会主催)が開かれた。警察犬などによる模範演技、飼い主と愛犬とのゲームなど多彩な催しが行われ、動物好きの人たちが大勢集まった。
フェスティバルは動物への理解を深め、動物愛護と適切な管理を啓発することが目的で、新潟県動物愛護協会上越支部や、上越保健所などでつくる実行委員会が毎年この日に開催している。
動物にちなんだ多彩な催しが行われ、模範演技では警察犬が隠れていた犯人を見付けほえるなど訓練の様子が披露された。また飼い主が愛犬を座らせたり、フープをくぐらせるゲームには多くの人や犬が参加した。
このほかペットの写真コンテストなどが行われたほか、ヤギやウサギに触ることができる動物ふれあいコーナーなどが設置され、多くの家族連れでにぎわった。
愛犬とゲームに参加した直江津小3年の大黒瑠依さん(9)は「普段はお座りできるけど今日はうまくいかなかった。でも一緒に参加して楽しかった」と話していた。
またフェスティバルに先立ち、約100人が出席して本年度の新潟県動物愛護協会上越支部表彰式が高田スポーツセンターで行われた。上越、妙高、糸魚川3市の功労動物飼育者や長寿動物の飼い主らが表彰された。今回は15歳以上の長寿犬が103頭、11歳以上の大型犬が10頭、13歳以上の猫73匹が選ばれた。