青梅の収穫が最盛期を迎えている。今の時期にしか出回らない梅。一般的には梅干しや梅酒、シロップ漬け、ジャムなどに加工する人も多い。ただ、「作り方がわからない」「梅を大量にいただいたけど、どうすればいいの?」などといった声もチラホラ。
梅に含まれているクエン酸は疲労回復や免疫力向上に効果があるとされるほか、美肌効果も期待できるという。
そんな「優秀食材」の梅を簡単においしく楽しめる、「炊飯器を使った梅ジュース」の作り方を上越市下正善寺の加工体験施設、正善寺工房の斉京貴子さんに聞いた。
◇材 料
青梅...1キロ
※完熟した黄色の梅は甘みが増すのでお薦め。
砂糖...800グラム
※砂糖は上白糖、黒糖、粗糖などを使用。重量も好みで加減して。
◇作り方
1)梅はアク抜きのため、約6時間水に浸す。
2)梅を浸した後、つまようじなどを使って梅のヘタを取る。
3)炊飯器に青梅、砂糖を
入れ混ぜる。
4)炊飯器のフタを閉め、「保温」のスイッチを押す。
※注意 スイッチは「炊飯」ではなく「保温」で!
5)保温状態で6時間放置する。
6)フタを開けると梅ジュースが完成。
7)液体のみ、加熱殺菌のため、一度沸騰させる。沸騰させることで発酵も防げる。粗熱を取り、容器に移し替えて冷蔵庫へ。長期間の保存が可能。
※梅の実はそのまま食べるのはもちろん、ジャムにしても良い。
◇斉京さんのコメント
「梅の実はすぐに食べるとかなり酸味が強いです。1か月ほど置くと甘みが出て、おいしく食べることができますよ。梅ジュースは水や炭酸などで割ってくださいね」
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炊飯器で梅ジュース 簡単レシピ紹介
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