写真=生活習慣病を紹介するパネルなどが展示されている
働き盛り世代の健康づくりや生活習慣病予防について考えてもらおうと、県上越地域振興局健康福祉環境部(上越保健所)による普及啓発イベント「働き盛り世代の健康づくり10万人応援キャラバンイベント」が20日、上越市富岡の上越ショッピングセンターアコーレで始まった。会期は23日まで。
同保健所によると、管内では脳血管疾患や胃がん、大腸がんによる死亡率が全国平均よりも高いという。管内にいる約10万人の労働者が、健康づくりや生活習慣病予防に取り組んでもらうため、同保健所は家族が利用するショッピングセンターを会場に、啓発イベントを開いた。
会場のアコーレ1階セントラルコートでは、生活習慣病の紹介や予防方法、がん患者の体験談などをパネルで紹介。今日21日は午後0時30分から同4時まで体験イベントを開催する。健康などをテーマにしたミニプレゼント付きのクイズラリー、乳がんモデルを使った自己触診体験、ポリ袋クッキングのデモンストレーションなどが行われる。
明日22日は午前10時から、そしゃく力判定ガム体験や健康運動指導士による簡単な運動指導などを実施。また午前11時から、新潟県元気大使でモデルの今井美穂さんが約1時間、「私の健康法」と題したトークショーを行う。
同保健所では「多くの人にイベントを楽しんでもらって、家族全体で働く人の健康や生活習慣病予防について考えてほしい」と呼び掛けている。