写真=最新の「10式戦車」は日本海側の駐屯地で初披露となった
陸上自衛隊高田駐屯地は20日、「創設64周年記念行事」を上越市南城3の同駐屯地グラウンドなどで開催した。市民ら8100人が来場した。
毎年この時期の恒例行事で、式典と模擬戦闘訓練などを中心に執り行った。今回特に、最新の「10式戦車」を日本海側の駐屯地で初披露した。陸自4代目の戦車でほぼ国産ということもあり、一般来場者の注目を集めた。
高岡久司令が登壇し「北陸新幹線開業などを控え、機運が盛り上がる上越市の発展を願い、その歴史や文化の中でともに歩み続けたい」と式辞。続いて、隊員320人による観閲行進では、高機動車など車両47台が集まった観覧者の目前に次々と登場し、ヘリコプターが頭上を通過。拍手が沸き起こった。