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初対面でも心一つに 「1日限りの吹奏楽部」に42人参加

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写真=パートに分かれて練習した後、参加者全員で演奏した

上越市下門前のリージョンプラザ上越で19日、「1日限りの吹奏楽部」と題して、吹奏楽経験者などが集まって演奏を行うイベントが開かれた。市内外に住む10代から60代までの42人が参加し、初対面同士でも交流を深めながら、演奏を楽しんだ。

管楽器や吹奏楽に興味を持つ人に演奏を楽しんでもらうほか、過去に吹奏楽部に所属していた人たちの音楽活動再開につなげようと、二葉楽器(同市本町5)とリージョンプラザ上越が開催した。

この日は学生や主婦、会社員など幅広い年齢層の42人が集まった。参加者はトランペットやフルート、サックスなどそれぞれのパートに分かれ「雷神」と「ディズニー・フィルム・フェイヴァリッツ」の2曲を練習。自己紹介の後、「久しぶりに楽器を触った」「高校生以来の演奏だ」などと話しながら、交流を深めていた。

練習開始から約2時間後には、参加者全員で合同練習。長野県の吹奏楽指導者の高橋秀典さん(37)が指揮を振った。参加者は短い時間でも曲の完成度を高めていった。最後には、ミニコンサートと称して練習した2曲を演奏した。

友人と一緒に参加したという市内在住の主婦(33)は「部活で演奏していた時のことを思い出した。初対面の人とも同じ楽譜で心を一つに演奏できて楽しかった」と感想を語った。


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