写真=山口会長(左)から入居者に鉢花が手渡された
上越市老人クラブ連合会(山口衛行会長)と同市高土町3の「さくら園フラワーセンター」は17日、同市五智6の上越五智養護老人ホーム(三上雄司施設長)を訪問。丹精込めて育て上げた鉢花約20鉢を入居者たちにプレゼントした。
花のない冬期間に鉢花を見て楽しんでもらおうと、毎年この時期、市内の高齢者施設を訪問して鉢花を贈っている。鉢花は同連合会生産部と同センター職員らが育てているもので、今年は市内32施設にパンジーとビオラ、シクラメンの計580鉢を贈る。17日は山口会長をはじめ、5人が同ホームを訪れた。多くの入居者が見守る中、ホールで贈呈式が行われた。
式で山口会長は「花をかわいがっていただきたい。いつまでもお元気で」とあいさつし、入居者の代表にパンジーの鉢を手渡した。鉢花の育て方として「日光が好きな花。水は毎日やらなくて良く、表面が乾いたてきたらたっぷりやって」などと入居者たちに説明した。
入居男性は「毎年奇麗な花をいただき、感謝している。これからも美しい花が咲くよう、みんなで協力して育てていきたい」と話していた。