Quantcast
Channel: 新着情報 | 市民新聞 上越よみうり
Viewing all 1538 articles
Browse latest View live

「和雑貨おおすぎや」で木綿の服展21日まで

$
0
0

20150410おおすぎや木綿の服展よこ縮小.jpg

写真=肩や襟のラインに優雅さ、美しさが表れている新作約70点が並ぶ店内

 絣をはじめとする希少な和布を解き、デザイン性の高いジャケットなどに仕立てた「木綿の服展」が21日まで上越市本町3の和雑貨おおすぎやで開かれている。
 久留米絣、弓ヶ浜絣、亀田縞などの伝統的な和布を用いて、着心地や着脱のしやすさなど機能性を追求した新作約70点を展示している。全てオリジナルデザインで仕立てており、購入できる。全体的なシルエットはもちろん、襟元、袖口、ポケットの細部に至るまで心を尽くした高いデザイン性が大きな魅力だ。ジャケット、ベスト、コート、もんぺ、オリジナル商品のネコパンなど。
 中でも、江戸の世から庶民の普段着として親しまれ、藍染めなど数多くの工程と手間を経て織り上げられた絣に着目したという。「年代物の素材が愛おしく、最大限生かしたかった」(同店)との言葉通り、エレガントな魅力が花開いている。午前10時から午後6時まで。入場無料。


会席料理「和さ美」 が春限定メニューを提供

$
0
0

【カラー】20150409わさび縮小.jpg

写真=春素材をふんだんに使用した料理

 旬素材を使った上品な創作会席に定評がある上越市西本町1の会席料理「和さ美」(岩佐和美店主)は、厳選した春の食材をふんだんに使用したメニューを提供。コース内で登場するほか、一品メニューとして味わう事もできる。
 この時期は地場で採れた山菜が自慢。フキノトウ、ウド、コゴメ、カタクリなど豊富な種類の山菜を天ぷらや和え物として提供。「春告魚」と呼ばれるメバルをはじめ、ホタルイカ、サクラダイ、白魚などの鮮魚も味わえる。岩佐さんは「見た目と味で春の料理を楽しんでもらいたいですね」。
 ランチは「彩りランチ」(1400円・要予約)が女性に人気。夜は定番会席(4000円)、フル会席(5000円)、特別会席(6000円〜)があり、価格に応じて提供。プラス2000円で2時間飲み放題が付く。要予約。
 食材はその日によって変わる。春メニューの提供は5月いっぱいの予定。営業時間は午前11時30分〜午後2時、同5時〜同10時。日曜定休だが、予約があれば営業する。駐車場は店舗前に2台。問い合わせ、予約は同店544・5001。

マーチングに熱狂 百万人観桜会で「安心安全フェア」

$
0
0

20150412安全安心フェア_パレード縮小.jpg

写真=観桜会での「ジェネシス」の演技演奏

 上越市と上越警察署は12日、観桜会のさくらステージなどで、防犯や交通安全を呼びかける「安全安心フェア」を開催した。今回の目玉は埼玉県を拠点に活動するマーチングバンド「ジェネシス」の来演。高い技術、楽しい演技演奏に観客は喜び、終演後も記念撮影を求める人が後を絶たなかった。
 イベントでは「特殊詐欺」などへの啓発宣伝の後、ステージで「千本桜」「花は咲く」などが演奏された。メーンイベントのマーチングでは、パトカーと白バイに先導され、交通安全を呼びかける横断幕とともに、陸上競技場入口から極楽橋までの間、「青い珊瑚礁」「ルパン三世のテーマ」などを演奏しながら行進し、高度な技を披露した。
 沿道の観客からも熱烈な声援。県内マーチングの実力校、県立高田北城高校吹奏楽部の生徒たちも「技術も高く、笑顔にあふれて素晴らしい演技」と興奮していた。
 極楽橋前での演奏でパレードは終了。拍手は鳴り止まず、終演後も子供たちがメンバーと記念撮影をするなど、会場は盛り上がった。旗を振って演技するカラーガード役の小川実里さん(19)は、記念撮影に何度も応じ「7年間マーチングをやっていて一番うれしかった」と笑顔を見せた。
 メンバーの中には北城高校OBも。同市大豆1出身で、東京都在住のチューバ奏者、吉田尚規さん(26)は「知り合いが多く見に来てくれた。部活の後輩が『関東に進学し、ジェネシスに入りたい』と言ってくれたのもうれしい」。マネジャーの谷合彩さん(24)は「こんな素晴らしい桜の下で演奏でき、沿道からの温かい声援で、メンバーのほうが力をもらった。観桜会に華を添えられたとすれば光栄」と語った。
 今回の来演に尽力した市内在住の佐藤信廣さん(66)は「子供たちや学生をはじめ、こんなに積極的に喜びを表す上越の人を見たことがない。走り回った甲斐があった」。上越署の山崎勉交通課長も「これほど盛り上がったのは初めて。啓発活動にもつながればうれしい」と喜びを表した。

「いのちの電話」後援会がチャリティー茶会

$
0
0

20150412有沢製作所茶会縮小.jpg

写真=広間での和やかな茶席

 自殺予防の電話相談活動「新潟いのちの電話」の後援会上越支部によるチャリティー茶会が12日、上越市南本町1の有沢製作所構内にある茶室「一期庵」で行われた。晴天に恵まれたこの日、同庵の桜も満開で芝の緑も鮮やか。訪れた客も新たに芽吹く春の喜びを感じていた。
 「いのちの電話」は、自殺願望に至った人の悩みを、24時間対応でボランティア相談員が聞き、命をつなげようという運動。新潟県では1984年から活動を開始している。茶会はこの活動を資金面で支援するためのもので、今年で23回目。
 8畳の広間席では、表千家の田邉宗和さんが席主を務めた。掛け軸の「夢」は、会津八一の筆によるもの。昨年発刊された有沢製作所社史のテーマ「夢を現実に」からヒントを得て、夢を持つことで命を大事にする思いを込めたという。高取焼の茶碗は「聚楽」という「皆で楽しむ」という意味の名が付いたもの。4畳の小間席では、裏千家の滝沢宗恵さんが席主を務めた。千玄室大宗匠の筆による掛け軸「和心」は、心を和ませるという意味。他にも種を入れる壺を使った水指や、種まきの時期を告げる妙高山の雪形「跳ね馬」が描かれた香合など、いずれも生命の営みや生きる喜びにつながるしつらえだった。
 支援活動を続けている有沢製作所特別顧問の有沢栄一さん・忠さん夫妻は「茶会は年齢や性別を問わず参加でき、また茶席のしつらえの意味から支援にも目を向けてもらえる」。広間席で正客を務めた高島和良さんも「来客は皆、春の喜びだけでなく、生命の息吹を感じたのでは」と述べた。
 茶席の売上のうち、経費を差し引いた全額を同活動に贈る。

「離れがたい」 NPOみんなの家5月上旬に移転

$
0
0

20150414みんなの家お別れ会縮小.jpg

写真=なじみの住民やみんなの家スタッフらが顔をそろえた

20150415みんなの家、整備中縮小.jpg

写真=新しい施設内で、しゅん工に向けて整備が進む

 上越市大和2で高齢者のデイホームなどを運営するNPO法人「ささえ愛みんなの家」(水野浩一郎理事長)が拠点を移すことになり、交流を重ねてきた地元住民との「お別れ会」をこのほど開いた。新施設は同市大貫に整備中で、5月からサービス提供を開始する。
 法人設立10周年の節目を前に、同市による上越妙高駅周辺の土地区画整理事業に伴い、周辺世帯と同様に移転することになった。設立当初から、スタッフが町内行事や清掃に参加し、また同法人の行事に住民が参加したり協力するといった相互交流を介し、福祉に対する地域の理解を深め、人同士の心的なつながりも育んできたという。
 施設内「喫茶たんぽぽ」になじみの住民を招いたお別れ会で、水野理事長は、スタッフの離れがたい心情を代弁し「皆さんに仲良くしてもらいやっとここまで来た。やむを得ず去りますが、新しい施設にもぜひおいでください」と呼び掛けた。
 栽培した季節の花を届けるなど、同所に足繁く通ってきた住民の藤村一子さん(87)からは「とうとう離れちゃいなるんだね」と惜しむ声が漏れ聞こえた。別の男性は「妻が行事に参加したり協力していた。亡くなった後、遺作展をここで開いてちぎり絵を飾ってもらった」と振り返った。
 また、上越妙高駅を挟んだ西側地区へすでに転居した元住民の女性は「ここができてから、みんな10歳年を取ったね。今日は大和2丁目1組の人たちに久しぶりに会えてホッとした」と語った。
 同法人は同町内の住宅を改修し、2005年からデイホーム「みんなの家」、居宅介護支援事業所、障害者支援を目的とした「喫茶たんぽぽ」を運営。昨年は高田特別支援学校の児童を対象に放課後等デイサービス「ぽぽの家」を開所した。
 介護保険事業や障害者福祉など異なる制度の垣根を越え、現状に沿いながら、一つ屋根の下で複合的にサービス提供を実践してきた点は県内でも珍しい。
 現在、同市大貫に新施設を整備中で、5月上旬にしゅん工式を予定。サービス内容は移転前とほぼ変わらない。
 施設整備に関し、公的補助金の交付を受けていないため、施設内の収納棚や下駄箱の取り付けなどは材料調達から自前でまかなっているという。
 広く支援を得ようと、チャリティーコンサートを4月19日午後2時30分からリージョンプラザ上越コンサートホールで開く。開場30分前。
 出演は、唄と津軽三味線の関川会、同市内のフルート奏者・高橋由美さんやシンセサイザーの近藤則絵さんら。「津軽アイヤ節」「蘇州夜曲」や懐かしい童謡など多彩に楽しめる。全席自由で一般2000円、中学生1000円、小学生以下無料。チケットはリージョンプラザ上越、喫茶たんぽぽ523・1505。

大島画廊で19日まで澄心会かな書道教室展

$
0
0

20150416澄心会書作展縮小.jpg写真=芯の強い大字(右)、流麗な細字など、かな書の多様な魅力が鑑賞できる会場。写真は和田さんの作品

  「第10回澄心会かな書道教室上越支部書作展」が今日17日から、上越市本町3の大島画廊2階スペース1、2で始まる。19日まで、入場無料。
 澄心会は埼玉県川口市の書家・和田澄子さん(日展会友、読売書法会理事)が主宰する。大島画廊のカルチャーセンター彩で約15年続く上越支部の教室には、同市内や柏崎市から生徒14人が月1回通う。1年半に1度のペースで書作展を開いており、今回は開講当初からかな書に取り組む上級者から初心者までが合計22点を発表する。
 柔和で流れるような線の美しさを表した作品もあれば、芯の強さが際立つものも。多様なかな書の世界が広がる。題材は古今和歌集など古典短歌から現代詩まで幅広い。
 両親ともに旧頸城村の出身だった縁で、講師を続けてきた和田さんは「枠を決めず、楽しむことにも重きを置いた会風です。気楽に鑑賞してもらえたら」と話している。
 午前10時から午後6時、19日のみ同4時閉館。

チャイニーズキッチンKiKi 開店10周年でお得なサービス

$
0
0

kiki鶏の唐揚定食縮小.jpg

写真=480円で提供する「鶏の唐揚定食」

 上越市新光町1の中華料理店「チャイニーズキッチンKiKi(キキ)」は、開店10周年を記念して24〜26の2日間、ギョーザと生ビールを半額、麺類を100円引きにする。食事の人には、コーヒー1杯を無料サービスする。
 同店は2005年4月20日にオープン以来、一品ずつ手作りする本格中華の味と、リーズナブルな価格、豊富なセットメニューが好評で、着実にファンを増やしてきた。
 オーナーの戸田英希さんは「感謝の意味を込め思いきって企画しました。来店したことのない人もこの機会にぜひ」と話している。
 自慢の手作りギョーザが半額の230円、生ビールは230円になる。麺類の100円引きは、セットメニューでも可能。このほか、ランチ限定の「鶏の唐揚定食」(650円)を480円に、「酢豚定食」(650円)を550円にする。
 ランチが午前11時30分〜午後2時。夜は午後5時〜同10時。火曜定休。電話522・3687。

高田ジュニアリーグが合同開会式

$
0
0

高田ジュニアリーグ宣誓縮小.jpg

写真=選手宣誓をする大和ツインズの丸山剛弘主将

 上越市学童野球連盟高田ジュニアリーグ(片山修榮理事長)の2015年度合同開会式が19日、上越市富岡の市少年野球場で開かれた。本年度は前年度と同じ19チームが登録。同日から始まった会長旗争奪大会でシーズンが開幕した。
 開会式ではプラカードを先頭に全選手が行進して整列。前年度の優勝旗返還後、新しく就任した池田保次会長が、「雪のため屋外で練習できなかったチームもあるが、全力で優勝旗目指して頑張ってほしい」とあいさつした。
 選手を代表して大和ツインズの丸山剛弘主将が「野球ができることに感謝し、日頃の練習成果を出せるよう、最後まであきらめずにプレーする」と力強く宣誓した。
 本年度は会長旗争奪大会を皮切りに、6月に読売旗争奪大会、7月にデュオ・セレッソ平安閣グループ旗争奪大会、10月に光陽旗争奪新人戦大会などが予定されている。


直江津幼年野球 13チームが統一開会式

$
0
0

直江津幼年野球1縮小.jpg

写真=選手宣誓するユニオンアローズBCの村上斗海主将

 上越市学童野球連盟直江津幼年野球(小林克美理事長)の本年度の統一開会式が19日、富岡の少年野球場で開かれた。大勢の保護者らが見守る中、選手たちは今季の活躍を誓った。
 今年は昨年と同数の全13チームが参加。約200人の選手たちが熱い戦いを繰り広げる。
 開会式には選手約200人、監督やコーチ約100人の合計約300人が出席。小林理事長は、昨年、直江津幼年野球出身の飯塚悟史投手が横浜DeNAベイスターズ入りしたことや、直江津中野球部が全中で3位に入賞したことを挙げ「一年一年努力することで立派な先輩たちについていくことができる。一球一球にまごころを込めて素晴らしい試合をしてほしい」と選手たちを激励した。
 ユニオンアローズBCの村上斗海主将(保倉小6年)が「日頃の練習成果を発揮し、ミスがあっても互いに励まし合い、高め合い、全力でプレーすることを誓います」と元気いっぱいに選手宣誓した。読売センター直江津の岸政通所長が始球式を行った。 
 開会式後、本年度最初の新日鉄住金直江津製造所杯大会が行われた。

水難事故防止に関係機関が連絡調整会議

$
0
0

20150420 水難事故会議縮小.jpg

写真=関係機関が集まり、これからの事故対策などを発表した

 県は20日、本年度の「第1回海岸の安全利用に係る水難事故防止に関する連絡調整会議」を上越市本城町の県上越地域振興局で開いた。海保、警察、消防、漁協、行政など関係機関が参加し、水難事故防止活動について啓発活動を行うことなどを確認した。
 昨年5月4日に柿崎区の上下浜海岸で長野県に住む親子ら5人が死亡した水難事故を受けて、昨年から行われている会議。同日は関係者約20人が出席。これから始まる釣りや海水浴シーズンに向けて、各団体が事故防止対策活動などを発表した。
 各団体の活動予定として、上越海上保安署は長野市小学校教諭に対する安全な臨海学習指導研修、県外小学生などへの臨海学習での安全啓発活動を行うこと、上越市漁業協同組合は手製の救命具を海水浴場などに設置することなどを述べた。
 ほか、直江津から柿崎までの海岸8か所で5月27日に海岸合同パトロールを実施することを決めた。それに合わせ、上越海保の牛尾正行次長が「世間の方が海に行く気持ちが高まるゴールデンウイーク前に何かアクションを起こしたい。27日の合同パトロールを前に(上下浜の)事故を風化させないためにも現場をもう一度調査してはどうか検討をお願いしたい」と提案。急きょ、今月下旬に事故現場調査を行うことになった。
 第2回会議は10月に開催する予定。

佐渡汽船新造カーフェリー あかね定期就航開始

$
0
0

20150421あかね出航縮小.jpg

写真=テープカットやくす玉割りであかね定期就航を祝った

20150421あかね出航!②修正版縮小.jpg

写真=佐渡に向け、出航する新造高速カーフェリー「あかね」

 直江津─小木航路を結ぶ佐渡汽船の新造高速カーフェリー「あかね」が21日、定期就航を開始した。直江津港発午前9時30分の初便出航を前に、直江津港ターミナルビルでは「あかね就航式典」が行われた。乗船客や見学客らがあかね就航を祝った。
 式典に先立ち、同社の小川健社長が「(あかねが)大いに活躍してくれると期待。安全運行第一にお客様へのサービス向上を目指したい」とあいさつ。村山秀幸上越市長は「待ちわびた日を迎えた。上越、佐渡の交流を支える貴重な観光航路。今後、新たな交流が広がることを期待したい」と語った。
 小川社長や泉田裕彦新潟県知事、村山市長らのテープカット、上越市立古城保育園年長児25人、同北諏訪保育園年中組9人によるくす玉割りが行われ、来場者からは大きな拍手が沸いた。園児代表から高橋政章船長らに花束も送られた。
 定期就航初日に合わせて妻の実家に帰省するという南魚沼市の小野塚新一さん(36)は「この日を楽しみにしていた。船内で見学できるところは見てみたい。今後、佐渡に行く機会が増えると思う」と話した。
 午前9時30分の第1便には定員672人に対し、224人が乗船。大勢の人に見送られながら、乗客をはじめ、普通乗用車、バス、トラックなどの車両27台を乗せ、佐渡に向けて出発した。
 あかねは、同航路では20年ぶりの新造船。速力は約30ノットで、直江津─小木航路を1時間40分で結ぶ。あかね定期就航により1日2往復となり、繁忙期には1日3往復が可能になる。
 船内には、前部で進行方向の景色が満喫できるレザーシートの1等席と布製シートの2等席があり、売店やキッズルーム、ペットルームもある。

前島密記念館で「タラヨウの葉」に手紙を書く体験会

$
0
0

20150421タラヨウ縮小.jpg

写真=タラヨウの葉にメッセージを書く児童たち

 上越市下池部の前島密記念館で21日、「葉書」の語源といわれる植物の「タラヨウの葉」に、手紙を書く体験会が行われた。地元小学生がタラヨウの葉に家族や友人に向けたメッセージを書き、切手を貼り、ポストへ投函した。
 「日本郵便の父」と呼ばれ、同市出身の前島密の偉業を後世に伝えようと、毎年「郵便の日」の4月20日前後に行われている恒例イベント。主催は密の功績を発信している「郵便の里 タラヨウの会」(平野宏会長)。
 タラヨウは葉書の語源になったとも言われており、郵便局のシンボルツリーとしても知られている。タラヨウの葉の裏面を傷つけるとその部分が黒くなることから、これを利用して文字を書いた。
 同日は市立上雲寺小3年の11人、同戸野目小3年の22人、同雄志中1年の代表生徒4人が訪れた。上雲寺小の児童たちはタラヨウの葉に木の棒などで思い思いにメッセージを書き込んだ。戸野目小児童、雄志中生徒は事前に書いてきたメッセージをポストに投函した。
 上雲寺小の坪井祐人君(8)は「友逹の下室咲哉君に『お誕生日おめでとう』のメッセージを書いた。喜んでくれればいいな」。戸野目小の大平若菜さん(8)は「いつもお仕事を頑張っているお母さんにメッセージを書きました」と笑顔を浮かべた。

上越高校に待望の柔剣道場「鳳翔館」完成

$
0
0

20150423上越高に新道場1縮小.jpg

写真=柔道部の近藤嘉幸主将、剣道部の内山瞬主将が決意表明(同校提供)

 上越市寺町3の上越高校(若山宏校長)の新たな柔剣道場「鳳翔館」がこのほど完成した。18日には道場開きが行われ、学校、工事、近隣、柔道、剣道などの関係者約90人が出席した。
 同校は前年度の創立110周年記念事業として校舎を全面改築。昨年秋に新校舎が完成した。道場建設もその一環として昨年8月に着工。今年3月31日に引き渡された。
 道場の名称「鳳翔館」は60年ほど前に制定された同校の校章が、鳳が天高く舞う様子を象徴したものであることから同校の古川泰男理事長が命名した。
 新道場は校舎の道を挟み建設。鉄骨平屋建てで延べ床面積は496平方メートル。ワンフロアに柔道場、剣道場が半分ずつ、男女別の更衣室、シャワー室も完備した。
 道場開きでは同校近くの善行寺、西山要耕住職が安全祈願。古川理事長は長年にわたって体育で柔道授業に取り組んでいること、柔道部の活躍、3年前に剣道部が設立されたことなどを述べ、「当校の柔道剣道への取り組みを活発にしていく決意。選手諸君には大勢の皆様の期待を心に刻み、活躍することを祈っています」とあいさつした。柔道部の近藤嘉幸主将(3年)、剣道部の内山瞬主将(2年)がそれぞれ決意表明を行い、出席者からは激励の拍手が送られた。

「布団レンタルします」 東本町3の茂原ふとん店

$
0
0

【カラー】20150421茂原ふとん店縮小.jpg

写真=「親戚の集まり、急な来客時に利用してくださいね」と話す茂原社長

 布団レンタルを行う上越市東本町3の茂原ふとん店。急な来客、親戚の集まりなどの際に重宝されている。茂原美幸社長は「上越、妙高市内の配達は基本無料。当日予約も承ります。ぜひ利用していただけたら」と話している。
 茂原社長によると、収納スペースが少ない家庭やアパート、マンション住まいの一般家庭から、布団レンタルの注文が多いという。また、ここ最近増えているのは「『自宅に布団はたくさんあるけど、押し入れから出し入れしたり、干すのが大変』という高齢者の方たちからの注文」。使用後はシーツなどの洗濯も必要なく、家庭での負担も少ないことなどから、リピーターも多い。
 急な来客や結婚式、法要など親戚の集まり、実家への帰省などのほか、企業の寮、合宿などでの注文も多いという。
 茂原社長は「清潔な布団で、羽毛、羊毛から選んでいただけます。季節に合わせて布団の種類もお客様の要望にお応えします」と話している。
 寝具一式一泊2700円。2日目以降はプラス500円。座布団のレンタルもある。年中無休。問い合わせ、注文は523・3825。

開店から40年の雁木亭 旧店舗隣に移転オープン

$
0
0

【カラー】k20150423雁木亭縮小.jpg

写真=郷土の味覚が味わえる

 開店から40年を迎えた上越市仲町3の郷土料理と地酒の店「雁木亭」がこのほど、旧店舗隣に新店舗をオープンした。2代目店主、永島興樹さん(37)は「カウンターで人と人がつながる店。地元のお客さんに喜んでもらいたいし、新幹線開業で県外の方からも利用していただけたら」と話している。
上越・高田の郷土料理や種類豊富な地元の日本酒などを味わえると、地元客や市外のビジネスマンなどを中心に幅広い世代から人気。永島さんはリニューアルに際し、「長年の常連さんも多く、前の店舗の雰囲気を壊さないように改装しました」。
 提供メニューは「高田ののっぺ」(500円)、「するめの天ぷら」(450円)、「季節の地魚煮付け」(700円〜)、「山菜の天ぷら」(480円〜)、「幻魚干物」(550円)など地元に伝わる郷土料理や名物、地場食材を使用したものが豊富。約50種と多彩な日本酒とも相性が合う。
 店内は小上がりと6〜18人まで利用できる座敷、9席のカウンターがある。カウンターでは永島さんとの会話も楽しみの一つ。
 宴会は2時間飲み放題込みで5000円。郷土料理など約7品を提供する。営業時間は午後5時30分から同11時ラスト。定休は日曜。問い合わせ、予約は525・8834。


北部歴史文化振興会が「未明生誕の地」碑までの標柱設置

$
0
0

小川未明標柱縮小.jpg

写真=地元関係者、子供たちが除幕した標柱

 上越市幸町にある「小川未明生誕の地」碑までの道筋をたどる記念標柱の除幕式が25日、現地で行われた。地元町内で作る「北部歴史文化振興会」(星野弘会長)が、高田駅前通りのホテルラングウッド上越前から、イチコ幸町店駐車場までの約800メートル区間に4か所設置した。
 除幕式はイチコ幸町店駐車場に建てられた標柱の前で行われた。関係者や地元の子供たちが幕を引くと、未明作品の抜粋や、英文での解説などが書かれた標柱が現れた。
 地元幸町の前町内会長だった星野会長(78)は「未明生誕の地を尋ねる人に、案内看板がないので何とかしようと会がスタートした。予想以上の素晴らしい看板になった」とあいさつ。地元の児童文学作家、杉みき子さんは「未明がどの辺で遊んでいたか、どの道を通学したかを想像でき、新しい発見があった」と述べた。
 標柱の解説、監修は上越教育大の小埜裕二教授が行い、建設地はホテルラングウッド上越、ビジネスショップ大谷、イチコが提供した。
 事業費は約200万円で、このうち約130万円は市の地域活動支援事業を活用した。ホテルから生誕地に至る区間を「小川未明文学の小径」と名付けた。
 事務局の小島清介さん(76)は「今後は高田世界館との連携や、旅行商品の展開も考えている。小さくても、現地に文学館があればいいのだが」と話していた。

上越市合併10年記念式典で小中学生ら市民楽団と大合唱

$
0
0

合併記念式典1縮小.jpg

写真=市内の小中学生が市民吹奏楽団の演奏で大合唱

合併記念式典2縮小.jpg

写真=式典であいさつする村山市長

 上越市の合併10周年を記念する式典が29日、上越文化会館で開かれた。全国最多の14市町村合併から10年を映像などで振り返ったほか、市民オーケストラと小中学生による大合唱団の共演、記念講演などが行われた。
 同市は2005年1月1日、近隣の13町村を編入合併した。旧町村単位の13の地域自治区に地域協議会を設置。現在では旧市域にも15の地域自治区が設置されている。
 式典は合併から10年の地域自治の確立に向けた取り組みを振り返るとともに、今後の地域づくりへの機運を高めようと開催した。市民や来賓合計1192人が参加した。
 式典では村山秀幸市長が「14の歴史と文化の全てが上越市民共有の価値と財産になった。市民の心と心をつなぎ、絆を深め、人と地域が輝くための未来に向けた取り組みを進めたい」とあいさつ。来賓の祝辞に続いて、映像で合併から10年を振り返った。
 その後、「市民が奏でるふるさと上越」をテーマに、市内の小中学生283人による合唱団、市内中学校5校の吹奏楽部、上越市民吹奏楽団が演奏と合唱を披露した。
 式典後、上越市の高田公園や直江津海岸など四季折々の風景を描いているタレントで洋画家の城戸真亜子さんが「季節が織りなす上越の魅力」と題して記念講演をした。
 上越文化会館のロビーなどでは各地の特産品やメイドイン上越認証商品を販売する記念物産展が行われた。午後からは市内各地の団体がそれぞれの活動を披露する催しが行われた。

読書活動優秀実践校で国府小学校が文科大臣表彰

$
0
0

国府小表敬1縮小.jpg

写真=表彰を村山市長らに報告した高橋校長(左から2人目)と図書ボランティアの皆さん

 毎日15分間の朝読書など、特色ある優れた実践が評価され、上越市立国府小学校(高橋雅史校長・児童422人)がこのほど、本年度の「子どもの読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受けた。30日、高橋校長と図書ボランティア3人が村山秀幸上越市長を表敬訪問して受賞を報告した。
 同校には学校図書館のほか、学級ごとに学級文庫があり、10年ほど前から全校で毎朝、15分間の読書に取り組んでいる。学校教育課によると、「毎日、朝読書をしているのは市内に2校だけで、教諭も一緒に取り組んでいるのが評価されたのではないか」という。読書冊数も市内小学校平均が年間46冊のところ、同校は68冊と飛び抜けている。
 市長を表敬した高橋校長は「子供たちが一生懸命、本を読んでくれたことや、職員、図書ボランティアの皆さんの気持ちが一つになり、継続できたおかげ。これを機会に、さらに工夫し、充実させたい」と受賞を報告した。
 村山市長は「ゲームはたくさんするが、読書はすぐに飽きてしまう子供が多い。1週間に1冊以上の読書はすごいこと。これからも長く続けて」と賛辞を贈った。
 同校に6人いる図書ボランティアは、本の補修、分類などのほか、本の読み聞かせなどを行い、子供たちの読書をバックアップしている。6年生の長男がいる渡辺美穂さん(47)は「本のカバーを使ってしおりや小袋などを作り、読書のごほうびにしたり、昨年は英字新聞で本を包み、開けたときのドキドキ感を演出するなど、新しいことに取り組んできた」と、学校と一体になった活動について話す。
 本年度の「子どもの読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受けたのは、県内では同校のほか、新潟市立鳥屋野中学校、県立新潟南高校の計3校と、燕市図書館。4月23日に東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで表彰式が行われた。

大学前の美容室 「Aoi hair」がリニューアル

$
0
0

カラー20150428アオイヘアーがリニューアル縮小.jpg

写真=スタッフは全員女性。幅広い年代に対応する

 上越市大学前にある美容室「Aoi hair(アオイヘアー)」(株式会社ビューティーアオイ・安達悦子代表)が4月28日、装い新たにリニューアルオープンした。
 同社は創業約50年。現在は西本町1の姉妹店「アオイ+(プラス)」と2店舗で営業を行っている。「Aoi hair」は昨年12月、10周年を迎えた。
 新店のコンセプトは「普段着のおしゃれを、ちょっと贅沢な空間で」。内観は天然木の温もりが心地よいスタイリッシュ空間。居心地の良さを重視し、ゆったりとした造りにした。今回、ヘッドスパ専用ルームを設けたほか、「着物を普段着でも気軽に着てもらいたい」という思いから、着付けルームもこれまでより拡大。このほか、薬剤残留による匂いを防ぎ、カラーやパーマの持ちがアップするという炭酸泉を全てのシャンプー台に設置した(別途500円)。
 安達代表は「今回は特に『大人の女性』から喜んでもらえるような店舗作りに努めました。女性スタッフ5名でお待ちしております」と話している。
 カットは一般4000円。カラー(フル)7300円。ロング料金は長さに応じてプラス1000円〜(カラーカット同時施術の場合、カットは2200円)、パーマ(カット込み)7300円〜。学生限定メニューとして黒染め+カット7500円〜もある。営業時間は午前9時〜午後6時。定休日は毎週月曜と第1火曜、第3日曜。予約優先制。問い合わせ、予約は523・1133。

ギャラリー祥で10日まで 涼呼ぶ夏きもの市

$
0
0

20150502きもの市縮小.jpg

写真=あれこれ合わせてみるのも和装の醍醐味

 涼やかな着物、帯、和装小物を取りそろえた「夏きもの市」が10日まで、上越市本町5のギャラリー祥で開かれている。
 高級な希少品から手頃な良品まで、同ギャラリーの「きもの市」は毎回、幅広い年代の女性に人気が高く、以前から「夏の着物の特集もしてほしい」といった声が寄せられていた。要望に応える形で今回、初夏・真夏・初秋に応じた品物がそろった。白大島、結城紬に絞りまで多彩。気品あふれる正倉院花紋などの反物も美しい。帯は朝顔や若鮎などの絵柄が涼やかで、これもそれもとつい目移りしてしまう。着物と帯を組み合わせるのが和装ならでは醍醐味だ。
 履き物、帯紐、襦袢のほか、カゴ編みなどの和装に合うバッグもそろい、幅広い価格帯になっている。ギャラリー祥522・8778。

Viewing all 1538 articles
Browse latest View live