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無事故と降雪祈る 金谷山スキー場で安全祈願祭

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20151217安全祈願.JPG

写真=強い雨が降る中、スキー発祥記念館前で安全を祈願する神事が行われた

 上越市の金谷山スキー場で17日、安全祈願祭が開かれた。強い雨の降る悪天候の下、スキー場関係者らが参加し、シーズン中の無事故を祈るとともに、今後の降雪に期待を込めた。
 金谷山スキー場安全対策連絡協議会(小堺昭一会長)が毎年実施している。上越市や警察、地元の町内会などの代表者ら19人が参列した。
 神事では、地元の春日神社の大島美香宮司が祭壇に祝詞を奏上。その後、参列者は1人ずつ玉ぐしを捧げ、無事故と盛況を願い、両手を合わせた。
 同市によると、16日時点の積雪は0センチだったが、祈願祭終了直後には、ぱらぱらと白い雪が降り始め、参列者からは「おー」と歓声が沸き起こった。
 小堺会長は「スキー場が繁盛してほしいという私たちの思いが届いて、雪が降ったのかもしれない。スキー場で自分の身を守るのは自分自身。安全に気を配っていただいて、快適にスキーを楽しんでほしい」と話していた。
 営業には、積雪70センチ以上、圧雪状態で30センチ以上が条件となっている。本年度の営業開始時期は未定。昨シーズンは1月10日から営業し、延べ6705人が訪れた。
 1911年にオーストリア・ハンガリー帝国の軍人であるレルヒ少佐が日本で初めてスキー術を伝えたとされる1月12日の「スキーの日」のほか、2月6〜7日の「レルヒ祭」には、同スキー場を会場にイベントが行われる予定。


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