写真=愛らしい顔の申の樹脂粘土人形は約1時間で完成した
上越市立公民館高士分館で2日、「樹脂粘土で作る干支人形教室」(上越市教育委員会主催)が開かれた。来年の干支である申のかわいらしい粘土人形を参加女性たちが熱心に制作した。
同教室は同館で今年初めて開かれている「大人の手習い お正月準備講座」の中の一つ。お供え用と年賀状用の切り紙作り、門松作りが11、12月に4回コースで行われる。
同日の樹脂粘土教室には近隣の女性たちを中心に10名が参加し、同市東中島の樹脂粘土講師、石田優子さんが指導を行った。
参加者たちは樹脂粘土を丸めたり伸ばしたりし、2体の申の人形作りに励んだ。途中、難しい部分は石田さんが一人一人に指導した。
顔部分は顔料インクのペンや化粧品のチークを使用して作る。出来上がった作品は顔の表情も様々で、参加者同士、「上手にできたね」「かわいらしいね」などと話し合いながら、お互いの作品を見比べていた。
同市妙油の佐々木恵子さんは「お正月、玄関に飾ってお客さんに見てもらいたいですね」。講師の石田さんは「目を入れ、顔が完成すると一気に愛着がわく。表情がそれぞれ違うのが楽しいです。お正月の縁起物。作品をぜひ飾って」と話した。
同講座は今後、12日に年賀状用の切り紙作り、17日に門松作りが行われる。受講料、材料費あり。問い合わせは同分館528・4001。