写真=東城町3の桑原さん宅
上越市高田中心市街地の個人宅などの庭の草花を自由に鑑賞できるイベント「上越オープンガーデンと花めぐり」が12日、始まった。個人宅や飲食店、寺院などの庭が無料開放される。6月30日まで。
城下町高田花ロード実行委員会(熊田和子実行委員長)とオープンガーデン愛好会(内山千代子会長)が主催。2008年、高田地区の有志により花ロードのイベントの1つとしてスタート。その後、「オープンガーデン愛好会」が発足し、会員らが庭の一般開放を実施。春の開放は今回が3回目となる。
今年は高田本町周辺エリア、東城町エリア、東本町エリア、脇野田エリアに加え、横曽根エリアが新たに参加し25軒が参加している。
このうち、東城町3の桑原治子さん宅では340種類以上の植物を楽しめる。夫の正史さんと2人でガーデン作りを行っており、今年で3年目。現在はクレマチスが咲き始めた。ブラックベリーやジューンベリー、ラズベリーもこれから実を付けるという。「今年は雪が少なく、花の開花はやや早めでした。植物を通していろんな方と交流できるのが楽しいですね」。毎日開放。時間は午前9時から午後5時。524・7888。
写真=寺町3の斉藤さん宅
寺町3の斉藤シズさん宅も300種類以上があり、今はバラが咲き始めた。今後は多彩なバラ、ユリ、アジサイなどが見頃を迎える。初日の12日もさっそく来場者の目を楽しませていた。毎日開放。524・2857。
主催者側は「『花を折ったり持ち帰ったりしない』など、お庭を通してお互いが素敵な時間を過ごせるよう、マナーを守って」と呼び掛けている。問い合わせは本町4丁目商店街振興組合523・2517。