写真=自慢の作品と道草の会のメンバー
上越市春日山町1の春日山荘の油絵教室「道草の会」の作品展が、同市直江津小学校内のシニアセンター直江津ふれあい館で開かれている。同会の20人が描いた作品20点が展示されている。15日まで。入場無料。
同会は元美術教師の小関育也さん(73)が講師を務め、月に3回活動している。教室での成果を披露するために同館や同市土橋の市民プラザなどで定期的に展示会を開いている。
花や果物などの静物画、姥捨駅や田園の後ろにそびえる米山を描いた風景画などそれぞれの力作が壁一面に飾られている。
同会の級長を務める伊藤要次さん(71)は囲炉裏で使う鉄瓶や茶釜を描いた作品を展示。遠近感を出すことや鉄の質感を表現することに苦労したという。背景に障子戸を描き、黒と黄色のコントラストが外の寒さと囲炉裏の暖かさを表現し、本当に囲炉裏があるような絵を描けたという。
伊藤さんは「生物や風景などバラエティーに富んでいる。身近な風景や物など、見ていてほっとするような絵だと思うので、気軽に見に来てほしい」と話した。
時間は午前9時から午後6時まで。最終日は午後4時まで。問い合わせはシニアセンター直江津ふれあい館543・2856。