写真=ラベル貼りを行う県酒造組合高田支部「新星会」メンバーら
上越市で22、23日に開かれる「越後・謙信SAKEまつり2016」で限定販売する「まつり酒」が完成した。5日には、県酒造組合高田支部に所属する15の蔵元の若手社員グループ「新星会」(飯吉由美部長)のメンバーが、イベントの成功へ向け、瓶にラベルを貼る作業を実施した。
まつり酒は、同支部に所属する蔵元が毎年持ち回りで仕込んでいる。今年は「能鷹」で知られる同市長浜の「田中酒造」(田中弘邦社長)が担当した。
田中酒造によると、酒は純米酒で、県産の「五百万石」と「越淡麗」を使用している。精米歩合は50㌫で、アルコール分は15度。滑らかな香りと上品な香りが特徴で、今回のイベントのために特別に開発した。
この日は、新星会のメンバー9人が田中酒造に集まり、1000本の4合瓶に1本ずつラベルを貼っていった。
まつり酒の名前は「くるまがかり」。上杉謙信が川中島の戦いで用いたとされる戦術の名で、ラベルは謙信の日の丸旗に用いられた紺色がベース。そこに馬上の謙信と春日杯を表した金色のシルエットを装飾した。
飯吉部長は「イベントで販売される限定のお酒。毎年完売しているので、お早めにご購入いただければ」と話している。
まつり酒は会場限定で販売される。1本1600円。場所は本町4のイレブンプラザ周辺を予定している。